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不登校
2015/11/09

不登校生の詰め込み・燃え尽きについて

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不登校支援ブログ

不登校生の詰め込み学習は要注意

長期間の不登校を経て、勉強を再開される場合、次の点には慎重に対応する必要があります。

①勉強の遅れを取り戻そうとして焦りが募り、短期間での詰め込みを行おうとする。結果を早く求めてしまう。

②過度なストレスに耐え切れず、すぐに燃え尽きて何も手につかなくなって放り出してしまう。受験後に無気力・虚脱状態に。

気持ちの焦りのほかに、不登校やひきこもりの期間が長い生徒の場合、自分のストレス耐性を考慮せずに見切り発車して暴走してしまうケースが多いといえます。

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不登校生のストレス耐性と反動について

不登校経験のある中高生には、非常に極端なものの考え方、視野の狭いもの見方に陥りがちな傾向があります。そして不登校・ひきこもりの期間が長い生徒は、自らのストレス耐性が弱くなっていることに気がつかないことが多いといえます。

これまでの学習ブランクを何とか取り戻したい、追いつきたい、と焦るあまり、心身ともに過度な負荷をかけて詰め込もうとするわけですが、あっという間に息切れして燃え尽きてしまい、その後は反動で大きな喪失感が押し寄せてくることになります。

自分のストレス耐性をしっかりと認識しておく必要があります。そうしないと、一度心折れてしまうとそこから再び立ち直ることは容易なことではないのです。

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学習ブランクが長いほど負荷の掛け方には要注意

1年以上の学習ブランクがあるにも関わらず、高校・大学受験の数ヶ月前(秋以降)になっていきなり受験勉強を始めて志望校に合格したいというご相談を受けることがあります。

人によっては2年以上のブランクがあることも珍しくありません。

こうした長い空白期間を経て、いきなり受験勉強を始めることで急激に大きな負荷を掛けることは、心身ともにきわめてリスクの大きいことだといわざるを得ません。

急激な負荷を掛けることで完全に押し潰されて立ち直れなくなる危険性もあるので、とにかく極端に走らないように注意してください。

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不登校の生徒に短期間での「詰め込み」は厳禁です

言うまでもなく、詰め込み式の指導方法を取らざるを得なくなるわけですが、ここで注意すべきことは、不登校生のストレス耐性が、それに見合ったものであるかどうかということです。

こうしたストレス耐性を無視して、目先の学習量・勉強時間だけ増やしたとしても、かえって本人の焦りを助長することに繋がり、生徒によってはパニックを起こしてしまうこともあります。

これまでの指導経験で言えば、短くて1週間、長くて1ヶ月程度であっという間に燃え尽きてしまうケースが珍しくなく、その後の数ヶ月間は無力感に苛まれ、何も手につかなくなります。

私たちの塾ではこうしたリスクを最初の段階でお話しています。ただやみくもに大量の学習量をこなせばいいというものではないのです。

不登校の期間が長ければ長いほど、復帰しようとしたときに激しい焦燥感に襲われると思いますが、一時の感情の高まりで突っ走ってしまうと、その反動で大変なことになります。自らのストレス耐性をある程度、客観的に捉えることは勉強を再開する際に非常に大切なことなのです。

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不登校生の燃え尽きを避けるために

長期間、ゲーム依存やスマホ依存、ネット依存などで昼夜逆転した生活が常態化していたような場合、いくら本人が焦り始めたからと言って、無理な学習計画を立ててしまうと、たちまち折れてしまうのです。

最初の一ヶ月は、どの程度の学習ペースであれば無理なく継続できるか、1日何時間程度であれば机に向かうことができるのか、何時間程度であれば集中できるか、こうしたことを一つ一つ確かめながら、少しずつ勉強の体勢を確立していくことが必要です。

小さな目標をひとつひつクリアしていくことが大切で、一度にすべてを解決してしまうことは最初から無理があり、結局は長続きせず、すぐに頓挫して投げ出してしまうのです。

不登校生は、焦るあまり無理をしがちです

「これまで何もしてこなかったから、今日から毎日10時間以上勉強する。」などいうのは、あまりに極端であり、体がまずついていきません。

受験勉強に必要なのは、体力とメンタルの強さであり、自分自身のストレス耐性がどの程度であるのか、ということも客観的にある程度は把握しておかねばなりません。

そして今の自分に出来る範囲で、いかにして無理なく継続できるかということが最も大切なことなのです。

短期間で結果を出すことよりも、続けることの大切さを繰り返し強調しておきたいと思います。

受験で燃え尽きたあと、ひきこもり、ニートへ

また仮に短期間の詰め込みで高校や大学に合格したとしても、急激な虚脱状態に見舞われてしまい、その後は何もする気が起きず、完全な無気力状態に陥ってしまったケースも過去に珍しくはありません。

高校や大学に合格したはいいものの、入学後にも虚脱感から立ち直れず、単位を取得できず結局、なし崩し的に留年・中退という事態になる危険性もあるのです。

そして最悪の場合、高校中退・大学中退のまま、ひきこもり生活に陥りニートへと突入していく危険性もないわけではありません。

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不登校生の学び直しは「急がば回れ」が鉄則です

じっくりと時間をかけること、地道に取り組むことの重要性は、どれほど強調してもしすぎることはありません。

不登校経験のある生徒にとって、「急がば回れ」という言葉はリアルであると同時に、とても重みのあるものだと痛感しています。

「結果」ではなく、「過程」こそが大切なのです。中長期的な視野で勉強を考えなければ、大変なことになってしまいます。

付け焼刃の受験勉強で、万が一、高校・大学に合格したとしても、その後、続けることができなければ何の意味もありません。

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にしおぎ学院は不登校専門の完全個別指導塾です

にしおぎ学院は、不登校対応を専門に特化した、学習・受験指導を行っている、東京都杉並区の個別指導塾です。

にしおぎ学院では主に次のような生徒を対象とした、学習支援(学び直し)や高校・大学受験の指導を行っています。

・都立新宿山吹高校定時制課程(普通科・情報科)や都立三部定時制高校への進学をお考えの、不登校の中学生

・中学時代に不登校・ひきこもりを経験され、通信制高校や都立チャレンジスクールに進学された高校生・既卒生

・高校入学後に不登校・ひきこもりを経験され、通信制高校や都立チャレンジスクールなどに転学された高校生・既卒生

不登校・ひきこもりを経験された中学生、高校生、高校既卒生への個別対応に万全を期すため、にしおぎ学院では「1部屋1名・1対1」の完全個別指導を徹底しています。

また、不登校・ひきこもりの経緯や現状の正確な把握に努めるために、入塾・受講をご希望の方には必ず無料教育相談を行っています。

なお、1部屋1名の個室による完全個別指導のため、各教科・科目ともに満室になり次第、生徒募集をいったん締め切らせていただいております。

入塾ご希望の方はお早めにお問い合わせください。お問い合わせの際には、無料教育相談フォームをご利用ください⇒無料教育相談フォーム

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