高校生の不登校〔高校受験を経て入学後に不登校のケース〕
管理者用
高校受験後に燃え尽きて、入学後に不登校
不登校を経験する時期で多いのは中学生時代で、中学の中でも特に私立中高一貫校での不登校が多いのは、これまでのブログ記事でもしばしば言及してきたとおりです。
しかし、その一方で中学時代に不登校を経験せず、高校受験を経て高校に入学後に遅刻早退が増えて休みがちになり、不登校になってしまう高校生も増えています。
高校受験でのストレスにより、燃え尽きてしまい、高校入学前のこの時期に生活が乱れて不規則になり、春休み期間中に昼夜逆転して夜型になり、そのまま高校の入学を迎えてしまうということもないわけではありません。
高校入学後の「五月病」から不登校に
ゴールデンウィーク前後に「五月病」のような状態になり、高校入学後はじめての定期試験終了後6月あたり、そして夏休み明けの9月初旬に、不登校が始まるようです。
高1のゴールデンウィーク~夏前、そして夏休み明けということになりますが、高1を乗り切ってしばらく持ちこたえたとしても、高2・高3で不登校になるケースもあります。
いずれにせよ、高校受験時のストレスとその反動が、高校スタート時点から響いているというお話は当事者の生徒からしばしば耳にします。
下記に述べるように、高校生の不登校は生徒により経緯が異なりますので、対応の仕方も変わってきます。
教育相談の折には、そうした不登校にいたるまでの経緯も詳しくヒアリングを行い、今後の対応策を模索していく必要があると考えています。
「高校生の不登校」と一言で言っても状況は大きく異なりますし、「勉強」や「受験」に対して強い拒絶感、嫌悪感を抱いてしまっている場合もあります。こうした場合では、いきなり勉強させて負荷をかけさらに悪化する危険性もあるため、高校卒業をせかしたり、転学試験や高卒認定試験の受験を強要したりすることに関しても、十分な配慮のもと慎重に対応する必要があるのです。
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難関進学校受験のあとの燃え尽き、ネット依存に
これは中学受験の際にもよくあることなのですが、難関校といわれる高校を受験する際に、過度の重圧がかかり、受験勉強に打ち込んでいるときはそれほど意識はしていないようですが、相当な負担が心身にかかっていることがあります。
特に難関校を志望する中3生の長期休暇(春・夏・冬)は、終日、進学塾に拘束されますし、休日は模試で潰れます。中学校を休むわけにも行かないので、睡眠時間も大幅に削られますし、生徒によっては食生活が乱れてしまうことも珍しくありません。
受験勉強の最中に、ストレス解消のため息抜きで始めたネットゲームにはまってしまい、ほとんど睡眠時間を確保できなくなってしまうこともあり、その場合は中学に登校してから授業中に居眠りをして仮眠を取ることも常態化します。
こうしたハードな生活を続けて高校受験を終える頃には、心身がぼろぼろになっているわけです。そして合格発表後には一気に緊張感、切迫感から解放されて、受験勉強の際に息抜きでやり始めていたネットゲームに没入し始めるのです。このようにして1日10時間以上はゲームに熱中するようになってしまう生徒も少なくありません。
高校受験の燃え尽き、反動が大きく現れるのは、難関校を受験した生徒に見られがちで、合格後の様子については周囲が十分に注意する必要があります。そもそも、高校入試に合格したらすべてが終わったかのような錯覚に陥ること自体が倒錯しているのだと言えます。
そして、このような場合は、受験や勉強に対して激しい嫌悪感を抱いてしまっていることがあり、対応は慎重に行っていかねばなりません。
都立中堅校の受験後にも不登校になるケースがある
前段で触れたケースは、難関校(有名私立・国立、一部の都立)受験後の反動・燃え尽きによる、高校入学後の不登校ですが、都立の中堅校においても、最近では入学後の不登校が散見するようになってきています。
このケースでも、中学時代に不登校経験がなく、高校入学後にはじめて不登校になるわけですが、公立中学から都立高校に進学した場合にありがちなのは、同調圧力的な集団生活に馴染めなくなってしまうパターンです。
中学と大きく異なる点は、高校は同程度の学力の幅で合格者が選抜されているという点です。当たり前の話ですが、入学当初は生徒間の学力格差はそれほど大きいものではなく、同程度の学力の生徒たちが集められています。
こうした同質的な中位の集団においては、難関進学校とは異なる形での同調圧力が生徒間に働くことがあるようで、こうしたことも、実際に当事者の生徒から耳にする機会が次第に増えつつあるのです。
もともとメンタル面であまり強くない生徒の場合、社会(社交)不安障害になってしまい、集団の中に溶け込んだり、教室に入ることすら苦痛になってしまうこともあります。
誰でも不登校に陥る可能性があります
難関校にしろ都立中堅校にしろ、それぞれ異なる状況で不登校になる高校生が増えているようですが、こうした高校生たちの場合もやはり通信制や定時制の高校(チャレンジスクール含む)への転学を余儀なくされています。
中高一貫校における中学時での不登校は非常に多くなっていますが、高校受験を期に不登校になり、転学をする高校生の増加もまた通信制高校生の増加の一因であろうと思われます。
このブログでもしばしば指摘していますが、それまで不登校を全く経験せずに高校生になったとしても、その子がその後、不登校になる契機はあり得るということです。
「この高校に入れば大丈夫。」とか「もう子どもじゃあるまいし、高校生にでもなればそれなりに自覚もあるし、ネット依存になんかならないだろう。」と考えていたという保護者の方は非常に多く、「まさか自分の子が高校に入ってから学校に行けなくなるなんて、思ってもみなかった。ショックだった。」というお話はよく伺っています。
多様化する高校生の不登校
高校生の不登校に関しては、中学生の不登校よりバリエーションが多く、対応の仕方も少しずつ変わってくると思いますので、今後はこのブログにおいても適宜、取り上げ検討していきたいと考えているところです。
つまり、どんな高校の生徒であれ、不登校に陥る契機はあり、ネット依存やスマホ依存がその引き金になる可能性が常にある時代になってしまったのだと理解すべきだといえます。
どういう経緯であるにせよ、焦らずに態勢を少しずつ立て直して、大学受験を目指すことのできる状態に近づけていくことが大切になってきます。
あくまでも高校進学がゴールではなく、その先には大学進学という目標があることを、不登校に陥っている高校生ひとりひとりに意識してもらえるよう努めてまいりたいと思っています。
にしおぎ学院は不登校対応専門の個別指導塾です
にしおぎ学院は、不登校対応を専門に特化した、東京都杉並区の個別指導塾です。
主に次のような生徒を対象にした、学習・個別指導を行っています。
・都立新宿山吹高校定時制課程(普通科・情報科)や都立チャレンジスクールの受験をお考えの、不登校の中学生
・中学時に不登校やひきこもりを経験されて、通信制高校や都立チャレンジスクールに進学された、高校生(既卒生)
・高校入学後に不登校やひきこもりに陥り、通信制高校や都立チャレンジスクールに転学された、高校生(既卒生)
にしおぎ学院では、不登校・ひきこもり経験のある中学生、高校生、高校既卒生への個別対応に万全を期すため、1部屋1名・1対1の完全個室による個別指導を行っています。
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