不登校に特化した個別指導塾 チャレンジスクールや通信制高校生の大学受験

塾長あいさつ
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にしおぎ学院の使命は
長期ブランクや学業不振に悩む生徒たちのため、
失われた時間と学力を取り戻すことです。

にしおぎ学院・創業のきっかけ

私が「にしおぎ学院」を創業するきっかけになった出来事は、2000年3月に遡ります。私立中高一貫校の教職を辞し、初めての進学塾マネージャーになった私のもとに、最初に入塾した小6の男子が1人いました。

私が着任して最初にお預かりすることになったこの小学生の男の子が、いわゆる「高機能自閉症」(現在の言い方では「自閉症スペクトラム障害」)の子だったのです。

 

当時の私は、私立中高一貫校での教壇経験以外に、特別支援教育の経験もスキルもなく、発達障害に関する専門知識も指導スキルも持っていませんでした。

 

専門的な知識も経験もない私は、独学と試行錯誤の中、文字通りこの子との「格闘」の日々が始まりました。その後、彼は普通学級から公立中学に入学。彼はやがて公立高校の全日制普通科にも無事進学し、大学進学が決まるまで、私の塾に7年間、通い続けてくれたことになります。

★にしおぎ学院の取り組みはNHK総合テレビでも紹介されました

 

この子が入塾したことで、ほかにもADHD、LDなど発達障害の小中学生のお子さんをお預かりすることになり、極度の学業不振、低学力で中学浪人を余儀なくされた生徒さんも、何名か受け入れてまいりました。

 

もちろん私が在職していたこの塾は、いわゆる「発達支援」などを専門に扱うような塾ではなく、ごく普通の「進学塾」であり「学習塾」でした。

 

しかし、こうした「普通の塾」でありながらも、学校や塾などの周囲から、「ほとんど進学は無理だ」と言われ続けてきた生徒さんたちを積極的にお預かりし、基礎・基本から教え直して中学・高校・大学への進学に導いてまいりました。

にしおぎ学院 塾長

田中勢記

通信制高校での不登校生指導、そして独立

私の転機は、この進学塾マネージャーから立川のオルタナティヴスクールへの転職を決意したときに訪れました。このオルタナティヴスクールは、高認(旧大検)予備校に通信制サポート校が併設された形式の学校でしたが、ここでは、数百人にも及ぶ実に多くの生徒の皆さん、そして保護者の方々と接する中で、私自身が大変多くのことを学ばせていただきました。

 

通信制高校にて不登校生指導の経験を積んでいく中、2010年末頃から多くの関係者の方々のご理解ご協力が得られ、2011年春、杉並区の西荻窪駅前にてにしおぎ学院開校の運びとなったのです。

 

かつての進学塾、そして前職の通信制高校で蓄積した知識と経験を生かして、さまざまな背景・経緯で不登校・ひきこもりに陥ってしまった中学・高校生のため、尽力させていただきたく思っております。

都内にとどまらず、横浜や川口からも生徒たちが通塾しています

にしおぎ学院には、杉並区をはじめ東京都内のほか神奈川県や埼玉県からも塾生たちが通塾しています。

 

東京都内(杉並区、練馬区、世田谷区、品川区、大田区、江東区、板橋区、北区、新宿区、港区、渋谷区、中野区、三鷹市、武蔵野市、小金井市、府中市、調布市、東久留米市、小平市、西東京市、国分寺市、立川市、昭島市、羽村市、東村山市、武蔵村山市)のほか、神奈川県横浜市埼玉県川口市からも多くの塾生たちがほとんど休むことなく通塾しています。

 

にしおぎ学院の生徒たちの大半は、不登校生であるにもかかわらず、出席率は9割を超え、ほぼ100パーセントを実現しています。

 

また高校生では、通信制高校、都立チャレンジスクール、都立新宿山吹高校などの生徒が在籍していますが、にしおぎ学院は今後とも、こうした高校生たちの「学び直し」のための個人塾として、高校・高認・大学受験指導を行ってまいります。

 

また起立性調節障害など、さまざまなご事情で朝や午前中が苦手だという生徒さんのために、平日は午後2時から授業をスタートさせ、空き教室は午後から自習室として開放しています。不登校生の人が、じっくり腰を据えて勉強に取り組んでいただける環境を、ご提供いたします。

 

不登校対応のための指針につきましては、下記のサイト内ブログにてお示ししております。これまでの教え子や保護者の方々、そして多くのスタッフからのご意見ご要望を取り入れ、指針を10項目にまとめさせていただいたものです。⇒【にしおぎ版】不登校学習支援のあり方について

元不登校の教え子スタッフたちの加入

また、にしおぎ学院では、当塾卒業の元教え子たちを講師スタッフとして積極的に起用しております。こうした教え子スタッフたちは、通信制高校やチャレンジスクールに在籍していた生徒たちですが、自ら不登校を克服し、見事、大学合格・進学を果たしています。不登校に悩む中学生・高校生の生徒、保護者の皆様のさまざまなご要望ににお応えできるものと確信しております。

にしおぎ学院スタッフ一同、不登校中学・高校生の再チャレンジ、再スタートを全力でサポートさせていただきます。

 

 

塾長プロフィール:田中 勢記(たなか せいき)

徳島生まれの松山・道後育ち。愛媛県立松山東高校卒。

学習院大学文学部(心理・国文)を経て、学校法人郁文館学園(普通科・商業科)で教鞭を執る。

 

進学塾マネージャーを経て、立川のオルタナティヴ・スクール(高認予備校・通信制サポート校併設)である第一高等学院※にて、教科学習指導のほか、進路指導、キャリア教育も担当する。

 

第一高等学院※立川校・町田校では毎年延べ300~400名にのぼる不登校・ひきこもり経験者のキャリア教育指導、進路進学指導を行う。

 

同校を退職後、西荻窪にて不登校対応専門の完全個別指導塾「にしおぎ学院」を開業し、中学生・高校生を対象に不登校学習支援を行っている。不登校経験者のゼロからの学び直し、そして高校進学大学進学に特化した学習支援を行っている。

 

不登校中学生の高校受験指導では4年連続で新宿山吹高校定時制課程、チャレンジスクールへの受験生全員の合格を達成。また、通信制高校をはじめチャレンジスクールや新宿山吹高校の不登校経験のある高校生たちがゼロからの学び直しにより、北海道大学、中央大学、津田塾大学、成城大学などに合格。

 

通信制高校で不登校学習支援や受験指導の豊富な経験を積んでいる。不登校などの理由で通信制高校への進学・転学を余儀なくされた中学・高校生のため、通信制高校の選び方のポイントや注意点についてのアドバイスも行っている。

 

※現第一高等学校

〔担当科目:英語・国語・公民・小論文〕

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