不登校対応における完全個別指導の重要性
管理者用
不登校対応には完全個別指導が不可欠です
にしおぎ学院は、不登校・ひきこもりのために長期間の学習ブランクを余儀なくされた中学・高校生、そして通信制高校やチャレンジスクールの高校生を対象とした、東京都杉並区の個別指導塾です。◆【不登校個別指導】にしおぎ学院について
しかし、開業当初は完全個別指導の生徒もいれば、少人数制指導の生徒もいました。
不登校・ひきこもりを長期間経験した生徒にとって、完全個別指導、それも1部屋1名・1対1の個別指導が必要不可欠であるという点については、実は多くの生徒や保護者の方々からのご意見ご要望をいただく中で再検討し、結果的に実現することになったということを、まず最初に強調しておきたいと思います。
この後でも詳しくご説明させていただきますが、不登校・ひきこもりと一口にいっても、実に多様化しており、原因・経緯・時期・期間などがそれぞれ異なるため、生徒一人ひとりに合わせた個別対応を徹底せざるを得ない状況になっているのです。
さらに完全個別指導において陥りがちな問題点についても触れながら、その必要性と重要性についてご説明したいと思います。
不登校対応の完全個別指導で注意すべき点について
当塾で行っている完全個別指導は、おおむね次のような点に注意するようにしています。
とりわけ、完全個別指導が陥りがちな問題点としては①②に集約されます。
①べたべたしない。適度な距離を保ちながら接していく。
②過度な感情移入をしない。単なる同情論では問題は解決できない。
③精神論・根性論を押し付けるような「説教」はしない。
④生徒の警戒心を解き、信頼関係を築く。ストレスを軽減し、リラックスした状態で授業や面談を進める。
⑤講義スタイルの個別指導を通して、座学の大切さを知ってもらう。
適度な距離を保つことは大切です
「寄り添う」ということはべたべたすることではありません。
特に不登校やひきこもりの期間が長い場合、パーソナルスペースが広くなっていることは珍しくありません。物理的空間的にも適度な距離を保ちながら、ストレスのない良好な人間関係を築いていくことが大切です。
たとえばクライアント中心療法では「受容」や「共感」という言葉がよく使われます。
しかし「受容」「共感」と過度な感情移入や同情は異なります。
生徒の置かれている状況を的確に把握し、適切な対応策を冷静に考えていくことが求められます。家庭環境や学校での状況を正確に理解しておくことが重要になってきます。むやみに感情移入したり同情したりすることは、判断の目を曇らせてしまう危険性があるのです。
感情移入や同情論ではなく問題解決型を目指す
その生徒が置かれている状況を的確に理解し、冷静に判断していくことで、「問題解決型」の個別指導を行っていくというのが、私たちの塾の指導方針です。
そのため、精神論や根性論を押し付けたり振りかざしたりすることはけっしてありません。
これまでの不登校対応のあり方とは基本的に対極にあるといってもいいでしょうし、私たちの塾が目指すのは、あくまで問題の解決であり、希望進路の実現にほかならないのです。
精神論的、根性論的な「説教」を生徒に聞かせることが私たちの目的ではありません。
リラックスした状態の中での個別指導
物理的空間的な適度の距離、そして心理的な距離、こうしたものを実現することで、不登校・ひきこもりを経験した生徒に警戒心を解いてもらうことが、私たちの塾における個別指導の大きな狙いでもあります。
長期間、不登校でひきこもっていたりした生徒の場合、家族以外の人に会うことがとても久しぶりだと思います。外に出るのも、他人に会うのも久しぶりだという状況ですので、初対面の人に会って話をすること自体が一大決心のはずなのです。
こうしたことに配慮し、いきなり勉強や受験の話を一方的に進めるのではなく、まずはリラックスしてもらって警戒感、緊張感を和らげてもらうよう心掛けています。
安心して通塾していただくためには、お互いの信頼関係を築くことが先決ですが、その前にまず対人的な警戒感や緊張感を解いてもらわねばなりません。
◆【不登校・ひきこもりからの学び直しの塾】にしおぎ学院TOPへ
ホワイトボードを用いた講義スタイル
また私たちの塾では。ホワイトボードを使った講義スタイルで授業を進めています。
生徒と講師が横並びになって密着して座ったり、対面型で正面で向き合って座るような従来型の個別指導、家庭教師型の個別指導ではありません。
1部屋1名の完全個別ですが、ゆったりとリラックスした空間で授業を受けてもらえるよう配慮しています。
にしおぎ学院の多くの生徒たちが、遠距離から休まず長期間にわたり通塾してくれる大きな理由のひとつがここにあります。
広い空間を贅沢に使って、心身ともにのびのびした状態で授業をじっくりと受けることができるからです。
講師と生徒の距離が近すぎず遠すぎないことの重要性は、ここにもあるのです。
また説明を口頭だけで済ますのではなく、きっちりと可視化するためにも、ホワイトボードを用いた講義スタイルは必要不可欠であるといえます。
座学の大切さもしっかり知ってほしい
講義スタイルの授業を受けること、板書をノートに写すことなど、とても久々だという生徒がほとんどだと思いますが、少しずつ座学に慣れていってもらうことで、将来の受験、進学への準備を少しずつ進めていくのが目的です。
将来的に、復学後あるいは進学後に、教室で授業を普通に受けられるようになる体力を身につけていくことも、進学後の学校生活の準備のためには必要不可欠なことだと考えています。
ただ成績が上がればいい、高校・大学に受かればいい、ということではありません。
にしおぎ学院の完全個別指導が、講義スタイルを徹底させているのにはこうした将来を見据えた理由もあるのです。
問題解決は生徒一人の力では難しい
最後になりますが、生徒・保護者の皆さんと連携して一緒に問題可決・状況改善への道を探していくというスタンスが一番大事だと思います。
つまり、教える側が無理矢理に生徒をリードして引っ張っていくのではなく、伴走者としてサポートしていくというスタンスでご指導に当たらせていただきたいと思っているのです。
にしおぎ学院では、受講をご希望の方には必ず無料教育相談を行っています。
不登校になった原因・経緯・時期・期間などについて、最初の無料教育相談で入念にヒアリングをするためです。
勉強や進路、人間関係や学校生活のことなど、どんなことでもどうぞお気軽にご相談ください。
無料教育相談のお申し込みにつきましては、無料教育相談フォームをご利用ください⇒無料教育相談フォーム
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