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不登校
2015/12/17

【不登校 学習支援】不登校生の抱く孤独感について

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不登校支援ブログ

【目次】

1.不登校生の孤独感と自責の念

2.不登校生は「自分だけが特別だ」と感じやすい

3.大事なことは足元を見つめ直して未来を信じること

4.不登校は「特殊なことではない」という理解が必要

5.にしおぎ学院は不登校学習支援を専門とする個別指導塾です

6.【不登校 学習支援】にしおぎ学院の無料教育相談

【不登校からの学び直し】にしおぎ学院について

1.不登校生の孤独感と自責の念

不登校・ひきこもりに陥っている生徒の多くが、一部の例外を除いて、非常に強い孤独感を抱いていることがあります。

具体的には、「自分だけが同学年の生徒たちから完全に取り残されて、ひとりぼっちになってしまっている」という感情です。

こうした「自分だけが取り残された」という孤独感は、「自分だけが特別ひどい状態にあり、他人より劣っているのではないか」という激しい劣等感や自己を卑下する感情に繋がりかねません。

しかし、不登校やひきこもりに陥っている中学・高校生に接するとき、そうしたケースにはしばしば出くわします。

また、こうした強い劣等感や自己卑下の感情が増幅することで、「自分のこの悩みや苦しみを理解してくれる人は、ひょっとしたら誰もいないのではないか」「ひょっとして自分は他の人と違って普通ではなく特別変なのではないか」と自意識が肥大化し、さらに孤立感を強めることにもなります。

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2.不登校生は「自分だけが特別だ」と感じやすい

こうした生徒によくお話ししているのは、不登校という状況が、本人が思っているほど、実はそれほど特別で奇異な状況ではなく、今はどんな生徒にも起こりえて不思議のないものであるということです。

そして、公立、国立、私立を問わず、どのような学校の生徒でも不登校になる可能性はあります。

それまでごく普通に通っていた快活な生徒であっても、何らかのきっかけで不登校になってしまうことがあるのです。

「小学生のときはほぼ皆勤だったのに中学入学後に不登校になってしまった。」とか、高校に入学後にはじめて不登校になるというケースもあります。いつどこで誰が不登校やひきこもりになってもおかしくないのです。

つまり、不登校とはどの生徒にも起こり得る状況であるといっても過言ではなくなってきているのです。

「自分だけが取り残されている」「誰にも理解してもらえない」という孤独感、孤立感について言えば、仮に現時点で取り残されていたとしても、手段と方法さえ間違えず、そして落ち着いて冷静に取り組めば、遅れを取り戻すことは十分可能なのです。

【不登校個別指導】にしおぎ学院について

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3.大事なことは足元を見つめ直して未来を信じること

中学3年間の大半を不登校で過ごした生徒であっても、高校への進学は可能ですし、その後の大学進学への道も開けているのだということを、私たちは繰り返し強調していますし、現にそうなっているのです。

取り返しのつかないことをしてしまったと、過去の不登校経験にこだわり続けることは、実は何の意味もなしません。まずは、現実を素直に受け入れ、自らの足元を見つめ直すことです。

とはいえ、中学3年間という年月は、10代の人たちにとっては大人が考えている以上に長く重たいものであることも事実です。もちろん励ますことは大切なことですが、軽々しく「大丈夫」「心配ない」「頑張ろう」「何とかなる」などという言葉を彼ら彼女らにかけることほど無神経なことはありません。

当事者にとって、問題はそんなに軽い言葉で片付けられる性質のものではないからです。

大切なことは、過去にばかり気をとられるあまり、現状認識ができなくり未来のことを考えなくなってしまうことです。過去を変えることはできませんが、未来はこれから作っていくものなのです。そのためにも、現実から目をそらすのではなく自らの足元をしっかり見つめ直すことから始めるしかありません。

「これまで」ではなく「今、そしてこれから」という思考の転換が、不登校・ひきこもりに陥っている生徒にとってはとても大事なことになってきます。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院:高校受験コース案内

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4.不登校は「特殊なことではない」という理解が大切

ここで、不登校生、不登校経験者の人たちの孤独感、孤立感、強い劣等感に対応するための指針を3点に集約して列挙しておきたいと思います。

①不登校は、国・公・私立問わず、今やどんな中学・高校でも、そして誰にでも起こりえるものであり、生徒個人の特殊性によるものではないことをきちんと理解してもらう。

②気休めや慰めの言葉をかけるのではなく、できるだけ無理のない持続可能な学習プランを示してあげる。

③精神論を述べるのではなく、不登校からの具体的な成功例(高校・大学進学)を明示してあげる。

「自分だけが特別不幸である」「取り返しがつかないことをしてしまった」などという思いは、実は生徒本人の思い込みに過ぎないということなのです。年代的にも思春期は自意識が強くなる時期ですし、不登校に陥って一日の大半を一人で過ごすようになれば、なおさら自意識は肥大化していきます。

こうした思い込み、過剰な自意識を少しずつ修正して冷静さを取り戻していくためには、できるだけ具体的な方策を時間掛けて丁寧に説明していくほかないのではないでしょうか。

【不登校 個別対応】にしおぎ学院:入塾までの流れ

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5.にしおぎ学院は不登校学習支援を専門とする個別指導塾です

にしおぎ学院は、不登校対応を専門に特化した学習・受験指導を行っている、東京都杉並区の個別指導塾です。

にしおぎ学院では主に次のような生徒を対象に中学の学び直しや高校・大学受験指導といった学習支援を行っています。

・都立新宿山吹高校定時制課程(普通科・情報科)や都立チャレンジスクール受験をお考えの、不登校の中学生

・不登校・ひきこもりを経験され、新宿山吹高校やチャレンジスクール、通信制高校に進学・転学された高校生

にしおぎ学院では、不登校・ひきこもり経験者への個別対応に万全を期すために、個室による1部屋1名・1対1の完全個別指導を行っています。

また、生徒おひとりおひとりの不登校・ひきこもりの経緯・現状についてできるだけ正確に把握するために、入塾・受講をご希望の方には必ず無料教育相談での丹念なヒアリングを行っています。

【不登校 個別対応】にしおぎ学院:無料教育相談フォーム

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6.【不登校 学習支援】にしおぎ学院の無料教育相談

不登校・ひきこもりの原因や背景、経緯や期間などは、人により実にさまざまです。

このため、にしおぎ学院では、入塾ご希望の方には必ず無料教育相談を実施し、1時間程度のヒアリングを通じて、状況の把握に努めるようにしています。

無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申込みお願い致します。

お申込みの際には≪無料教育相談フォーム≫をご利用ください⇒≪無料教育相談フォーム≫はこちら

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