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不登校
2017/03/31

私立中高一貫校で不登校・ひきこもりを経験し、通信制高校へ進学・転学

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不登校支援ブログ

中学受験後の燃えつき、入学後の中1ギャップと不登校

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小学校中高学年で、進学塾に通いつめ難関中学に合格したものの、入学後しばらくして、不登校やひきこもりに陥ってしまう中学生が多くなっているようです。こうした中学生の中には、不登校・ひきこもりが常態化し、1年以上と長期化してしまう生徒も稀ではありません。

当塾では例年、在籍生の8割強が中学受験(主に私立進学校)を経験している生徒で占められており、早い時期では中学入学後の中1のゴールデンウィーク前後に不登校になっているケースも多くなっている印象があります。

原因はいくつか考えられますが、①中学受験後の燃え尽き②入学後に授業進度についていけない③急激な人間関係の変化④早朝の満員電車による遠距離通学などが挙げられ、またこれらが複合しているケースもあります。

中学時に不登校でもエスカレート式で高校へ進学

私立中高一貫校の場合、中学時の出席日数が大幅に不足している場合でも、高校への進学・進級はエスカレートで可能だとする学校が多いようですが、当然ながら高校進学後には中学時代のようにはいきません。

高校では出席日数や定期考査の成績により単位取得をしなければならなくなり、進学・進級後も不登校が改善されない場合は、なし崩し的に留年・中退を余儀なくされることになります。

難関の名門中学の入試を突破して合格しているとはいえ、2年~3年近くの学習ブランクがある場合、復学してついていくだけでも容易なことではなく、こうした中高一貫校の場合、1年程度の前倒しで先取り学習をしていることが通例ですので、学業の遅れは公立中学の比ではありません。

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フォーローしてくれない私立中高一貫の進学校

多くの中高一貫校は、大学進学実績を上げることを最大の目的にしていますので、授業は1~2年の前倒しで進めていくことがほとんどです。したがって授業進度は公立の中学とは比較にならないほど速いスピードで進められていきます。このため、日常的な宿題の量、そして定期試験の範囲も、公立中学とは比較になりません。

また、遅刻・早退が増えたり、欠席日数が増えて不登校に陥りそうになっている生徒へのメンタル面のフォロー体制がほとんど整備されていないことも、こうした中高一貫の進学校では珍しくはないと言えます。

一度、ドロップアウトしてしまうと、元の状態に戻すことは容易ではなく、仮に高校進学ができたとしても、高校1年の途中段階で留年がほぼ確定してしまい、他校への転学を余儀なくされてしまう可能性は非常に高くなります。

仮に高校生であっても、学力は中1・2レベル

上記のような生徒の場合、中高一貫校ゆえに形の上で高校に進級しているとは言え、中学で習得しておくべき学習内容がほとんど身についておらず、学力的には中学受験後の中1の状態で止まっており、ほとんど進んでいないということもけっして珍しくないのです。

結果的に、定時制や通信制の高校に転学せざるを得ない状況になっているというのが現状です。

定時制や通信制高校の生徒の中には、このような経緯で私立中高一貫校から現在の定時制・通信制高校に在籍しているという高校生が比較的多く、中学入試・受験を経験しているとは言え、学力的には中1・2年レベルで止まっている状態なのです。

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定時制・通信制高校での学び直し

しかし、中学の基礎から学び直しても2~3年計画で勉強をすれば、何とかそれなりに大学受験を目指せるようになります。

中学受験で難関進学校に合格している生徒の場合、元々のポテンシャルが高いこともありますし、定時制・通信制高校は卒業単位の取得が比較的容易であるため、時間的体力的に余力のある状態で大学受験の勉強に取り組むことが可能です。

焦らずにじっくりと、しかし無駄なく無理なく効率的に学び直しに取り組めば、大学進学をあきらめることはありません。

不登校生の学び直しは量より質が大事

中学の学び直しと言っても、大学受験に特に必要とされない学習内容については大胆にカットして授業を進めるようにしていますし、受験科目を絞れば、実は思っているほど難しいことではないのです。

中学受験後の燃え尽きやミスマッチなどで不登校に陥ってしまい、一度ドロップアウトしたからと言って決して悲観する必要はありません。勇気と自信を持って効率的な学び直しを行い、大学受験を目指すことは十分に可能です。

中学時代に不登校を経ている場合、かなりの焦りがあると思いますが、手当たり次第に何でもかんでもやっていたのでは、時間も足りませんし、焦りを更に助長するだけです。学び直しを進めていくに当たっては、量より質が大事だということです。

学習の質を高めることで、中学3年分の学習内容を、1年半~2年程度に圧縮することはそれほど難しいことではありません。

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不登校・ひきこもりのための無料教育相談

にしおぎ学院は、不登校・ひきこもりのために長期間の学習ブランクを余儀なくされた中学・高校生、そして中高一貫校などで挫折体験を経て不登校・ひきこもりに陥り、結果的に通信制高校やチャレンジスクールへと進学・転学した高校生のため、中学からの学び直しや大学受験指導、そしてメンタルサポートを行っている、東京都杉並区の個別指導塾です。

不登校・ひきこもりに陥ってしまった原因や背景、期間や経緯は生徒により異なりますし、実にさまざまな事情を抱えていると言えます。

こうしたことを踏まえ、にしおぎ学院では、入塾をご希望の方には必ず無料教育相談を行うようにしています。無料教育相談では、1時間程度の入念なヒアリングを通して、生徒の置かれている状況を正確に理解することに努めています。

無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申込みお願い致します。お申込みの際には、≪無料教育相談フォーム≫をご利用ください⇒≪無料教育相談フォーム≫はこちら

長い春休みを利用して学び直しを始めましょう

にしおぎ学院では、中高一貫校などで不登校・ひきこもりを経験し、通信制高校やチャレンジスクールに進学・転学した高校生のために、中学の学び直し・受験準備の授業を行っています。

中高一貫校で不登校・ひきこもりを長期間経験している場合、これまで述べてきたように、高校に進学していても、学力は中1~2レベルで止まっていることはけっして珍しくありません。3月中の、時間的にもゆとりのある期間に、これまでの遅れを少しでも取り戻しておくことは大切なのです。

特に通信制高校の生徒の場合、春休みが非常に長いため、この期間を利用して、これまでの学習ブランクを取り戻し、将来の大学受験に備えて着実に基礎学力を身につけていただきたいと考えています。

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新宿山吹高校合格者は高校内容の先取りを始めましょう

また、都立新宿山吹高校の合格者を対象に、高校内容の先取り学習をすでに開始しています。(新宿山吹高校の場合には、英数国の入試があり、合格した時点である程度の基礎学力は身についています。)

にしおぎ学院では、通信制高校やチャレンジスクールの生徒の場合には中学の学び直し、そして新宿山吹高校合格者の場合には先取り学習を、それぞれ行っています。

長期の学習ブランクを取り戻し、将来の大学進学を目指してじっくりと時間をかけて、勉強に取り組んでください!

【東京】不登校対応の個別指導塾にしおぎ学院について

 

 

 

 

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