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不登校
2021/06/13

★不登校などの理由で、通信制高校への転学をお考えの皆さんへ

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不登校支援ブログ

★にしおぎ学院は、不登校学習支援を行っている個別指導塾です。コロナ禍の影響で、高校入学後に不登校になり通信制高校への転学を余儀なくされている高校生が増えています。不登校・ひきこもり経験者が通信制高校を選ぶ際のポイントや注意事項をまとめました。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院について

【目次】

1.コロナ禍で通信制高校の需要が高まっています

2.通信制高校は《通学型》と《自学型》に大別されます

3.《通学型》と《自学型》に共通すること

4.通信制高校を選ぶ際のポイント

5.不登校・ひきこもり経験者が特に気をつけるべきこと

6.通信制高校を選ぶ際の大前提とは

7.感染予防対策についての確認事項

8.にしおぎ学院は通信制高校生のための学習支援を行っています

【通信制高校からの大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内

1.コロナ禍で通信制高校の需要が高まっています

コロナ禍の影響で通信制高校への転学を考える高校生がこれまで以上に増えているようです。

全日制高校からだけでなく、チャレンジスクールなど三部定時制高校などからも、通信制への転学を希望する生徒が出始めています。

チャレンジスクールの場合は、もともと不登校経験者の割合が高く、高校入学後に不登校を再発してしまうことは珍しいことではありません。

もともとのこうしたチャレンジスクールの生徒の傾向・特性に加え、昨年の長期間の一斉休校が深刻な影響を与えているようです。実際に生徒に話を聞いてみると、3ヶ月に及ぶ一斉休校と感染への不安・恐怖で、完全に気持ちが折れてしまったという生徒が増えていると考えられます。

こうした経緯から、最近は通信制高校を選ぶ際のポイントなどについて、一部の塾生・保護者の方々からアドバイスを求められることも増えてきていますので、今回は簡単にまとめてみたいと思います。

【不登校からの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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2.通信制高校は《通学型》と《自学型》に大別されます

通信制高校は大別して《通学型》と《自学型》に分けられます。《自学型》とは「自宅学習」という学習スタイルなので、通信制本来の形式であるといえます。しかし、この《自学型》にはいうまでもなく自己管理能力が求められますので、現在は《通学型》が主流になっています。

通学型といっても毎日通学する必要はありません。自分に必要な授業だけを週に2~3日、定期的に通学して受講し必要単位を取得していきます。クラス分けなどは原則ありませんので、クラス単位で学校生活を送る必要はありません。完全な単位制なので、無学年制です。

授業のときの教室の人数は5~10人程度なので、いわゆる「密」になる可能性は低く、ソーシャルディスタンスも確保できるので感染リスクもきわめて低いといえます。

《自学型》の場合、完全な自宅学習となりますが、プリントアウトされた課題レポートを提出〆切りに合わせて自力で解いて郵送するというのがオーソドックスな受講スタイルとなります。

近年ではこの課題レポートをWEB完結させている通信制高校も増えているようです。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院について

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3.《通学型》と《自学型》に共通すること

文科省の高校卒業要件は次の二点です。

①必履修科目を含み、74単位以上を取得すること

②3年以上の在籍期間が必要であること

この要件はすべての高校にあてはまりますので、当然ながら通信制高校でも同様です。

そして通信制高校で卒業単位取得のためには、次の三つの項目をクリアする必要があります。

①履修科目の課題レポートの提出・合格

②履修科目の単位認定試験の受験・合格

③面接指導(本校スクーリング)の受講

これらの条件については、《通学型》も《自学型》も共通しています。つまり普段は自宅学習だけの《自学型》も、夏休みなどに1週間程度は面接指導を受けるために本校にスクーリングしなければならないということです。

【通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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4.通信制高校を選ぶ際のポイント

にしおぎ学院は、不登校学習支援を中核とした専門塾であるため、あえて不登校・ひきこもり経験者に限定して、通信制高校の選び方についてご説明したいと思います。

実際に生徒・保護者の皆様にアドバイスを求められた場合は、《通学型》にしろ《自学型》にしろ、次の3つの項目を必ず学校説明会や個別相談会にてご確認いただくようお話しさせていただいています。

①課題レポートや単位認定試験について、学校が設定しているそれぞれの合格基準点

②課題レポートがプリントアウトされたものか、WEB完結のものか

③面接指導(本校スクーリング)が、通学(日帰り可)スタイルか、宿泊スタイルか

これら3つの項目については最低限ご確認いただき、生徒ご自身の判断材料にしていただく必要があります。

必ず担当者にご確認ください。そうしないと、自分の学習スタイルにまったく合っていない通信制高校を選んでしまう危険性があるのです。にしおぎ学院でも、通信制高校をさらに転学された人が過去にもいらっしゃいます。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院について

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5.不登校・ひきこもり経験者が特に気をつけるべきこと

不登校・ひきこもりを長期間経験している人や、人付き合いや集団生活があまり得意でないという人は、特に宿泊型の本校スクーリングのある通信制高校に関しては慎重にご検討ください。

本校スクーリングについては、それぞれの通信制高校のホームページや入学案内パンフレットなどでも確認できるはずです。必ず確認しておきましょう。

逆に人とのつながりを大切にしたい、新しい場所で新しい友だちを作りたい、という人の場合は、上記とは反対の観点で通信制高校選びをすることになります。

自分の生活スタイル、要望、考え方、学習スタイルなど、自らのニーズを正確に把握した中で、通信制高校を選ぶことが大切なのです。通信制高校の広報担当者の話に無理にこちらが合わせる必要はありませんし、営業トークに引っ張られてその気にさせられないよう気をつけましょう。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院の無料教育相談

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6.通信制高校を選ぶ際の大前提とは

自分自身のニーズを知ることは言うまでもありません。

最後になりますが、これから通信制高校に転学しようと希望されている生徒の皆さんは、少なくとも以下のことだけはしっかりと心に刻んでいただきたいと思います。

今在籍している高校を退学してまで、親御さんに頼んでわざわざ通信制高校に転学するわけですから、通信制高校を選択される際には、少なくとも次の前提はお忘れにならないようにしてください。

①卒業単位取得の確実性

②単位取得にかかる負担

③費用対効果

なおコロナ禍が続く状況を考慮すれば、感染予防対策に関しても必ず確認しておく必要があります。

ちなみに、にしおぎ学院の感染予防対策は次のようになっていますので、ご参考にしてください。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院の感染予防対策

7.感染予防対策についての確認事項

通信制高校を選ばれる際の感染予防対策の確認事項について、特に注意すべき点を6点だけ挙げておきます。

学校見学などの際に必ず十分なチェックをしてください。いうまでもありませんが、通常授業の場合と、本校スクーリングの場合、両方の場合での確認が必要です。

①教室が大人数にならないよう入室制限がなされている

②座席に着いた際にソーシャルディスタンスが十分に確保されている

③手指消毒のためのアルコールなどが設置されている

④室内換気が適切に行われている

⑤面談などの際もスタッフとの距離が保たれている

感染予防の観点からだけでなく、不登校学習支援の観点からも、十分なパーソナルスペースを確保することは必要不可欠です。この点について詳しくはこちらをご覧ください⇒不登校学習支援における「パーソナルスペース」、「ソーシャルディスタンス」の重要性

【通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院について

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8.にしおぎ学院は通信制高校生のための学習支援を行っています

にしおぎ学院では、これから通信制高校への転学をお考えの方にも無料教育相談を行っています。

どんなことでもお気軽にご相談ください。そして、にしおぎ学院では、さらに通信制高校に転学後の学習支援や大学受験指導のフォローも行っています。

コロナ禍の影響で不登校を余儀なくされてしまった人たちの学習面・メンタル面でのフォローも行っています。中学生、高校生、中退生、高校既卒生問わず、どうぞご相談ください。

無料教育相談ご希望の折は無料教育相談フォームをご活用ください。

【不登校 学習支援】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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