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不登校
2019/01/13

通信制高校卒業者の「4割弱が進路未決定」という厳しい現実

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不登校支援ブログ

不登校などの理由により、通信制高校への進学・転学をお考えになる中学・高校生が年々増えています。

多くの通信制高校は卒業単位取得の確実性や簡便性を謳っていますが、卒業後の進路について個々の生徒たちは非常に厳しい現実に直面することになります。通信制高校の皆さんには、自分の足元をしっかり見つめ直し、大学進学も含め将来についてじっくり考えることが求められます。

【通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内

【目次】

〔1〕通信制高校の生徒が直面する厳しい現実

1.新成人となられる通信制高校の皆さんへ 2.高校生の19人に1人が通信制高校生の時代です

3.にしおぎ学院の塾生たちが在籍する通信制高校 4.通信制高校卒業者の4割弱が進路未決定という厳しい現実

5.全日制・定時制高校の大学進学率・進路未決定率 6.全日制・定時制高校と通信制高校との比較

〔2〕不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ

7.長期間の不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ 8.通信制高校への進学理由《3つの典型パターン》

9.〔1〕公立中学での不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ 10.公立中学で不登校になった場合の進路について

11.新宿山吹、チャレンジスクールは入りやすいのか 12.〔2〕中高一貫校で中学入学後に不登校になり、通信制高校へ

13.中学受験の詰め込みの反動で中学入学後に不登校に 14.〔3〕国公私立難関高校入学後に不登校、通信制高校へ転学

15.通信制高校に転入学するそのほかのケース 16.不登校・ひきこもりの状況は多様化しています

〔3〕にしおぎ学院は通信制高校生をサポートする個別指導塾です

17.通信制高校卒業後、ニートに陥らせないために 18.にしおぎ学院は通信制高校生のための個別指導塾です

19.中学の学び直しから始めて大学受験を目指します 20.通信制高校から大学受験を目指す人のための開講科目

21.高卒認定試験の受検をお考えの皆さんへ 22.通信制高校在籍生・卒業生・中退生のための無料教育相談

◆【通信制高校からの大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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1.新成人となられる通信制高校の皆さんへ

1月14日(月)は成人の日ですが、総務省統計局の発表によれば今年の新成人の数は約125万人となり前年比2万人増となります。

総務省統計局HP

さて通信制高校に在籍されている人の中には、今年新成人になられるという人もいらっしゃるかと思います。

また、すでに通信制高校を卒業されている人、そして諸般の事情で通信制高校を中退されたという人、こうした人たちの中にも新成人となられる人はいらっしゃるでしょう。

中学時代に長期間の不登校・ひきこもりを経験された人や、高校入学後に不登校・ひきこもりを経験された人など、さまざまな事情で通信制高校への進学を余儀なくされたという人は非常に多いと思います。

そして通信制高校を3年間で卒業してもその後の進路(進学・就職など)が確定せず、現在に至っている人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

【通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院:高認・大学受験コース案内

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2.高校生の19人に1人が通信制高校生の時代です

少子化に歯止めがかからない中、通信制高校の在籍数は18万人前後で推移しています。

近年は高校生の19人に1人が通信制高校に在籍しているといわれており、通信制高校に進学・転学する生徒はいまや珍しくない状況となりつつあります。

定時制高校の在籍数が約9万人ですので、単純にその2倍の高校生が通信制高校に在籍していることになります。

このように通信制高校の在籍数はけっして少ないとはいえない傾向になってきているのです。

通信制高校の生徒の割合として最も多いのが、中学卒業後に通信制高校にそのまま入学するという人たちです。

しかし全日制高校に進学後するも、不登校・ひきこもりなどの理由で通信制高校へ移らざるを得なくなる人もいます。

後述するように、私立中高一貫校で高1に進級した人でも諸般の事情でやむなく通信制高校に移る人も少なくありません。

にしおぎ学院には多くの通信制高校生たちが通塾していますが、その在籍理由・経緯は人それぞれです。

【不登校 個別相談】にしおぎ学院:無料教育相談フォーム

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3.にしおぎ学院の塾生たちが在籍する通信制高校

近年、特に私立の通信制高校は非常に多様化しており、にしおぎ学院の塾生たちの在籍校だけでも、主に次のような通信制高校があります。

都立砂川高校通信制課程、NHK学園高校、鹿島学園高校通信制課程、科学技術学園高校通信制課程、東海大望星高校通信制課程、駿台甲府高校通信制課程、聖パウロ学園高校通信制課程、立志舎高校通信制課程、日々輝学園高校、クラーク記念国際高校、星槎国際高校、わせがく高校、あずさ第一高校、東京国際高校、学芸館高校、翔洋学園高校、大原学園高校、東京文理学院高等部、八洲学園高校、大智学園高校、ルネサンス高校、N高校、他

都立高校の通信制課程は、新宿山吹高校、一橋高校、砂川高校の3校に設置されていますが、私立高校の通信制課程は現在数多くあります。

平成14年から24年まで10年間に私立通信制高校は倍増したとされており、学校数の増加に伴い私立通信制高校の生徒数も増加したと考えられています。

【通信制高校からの学び直し・大学進学】にしおぎ学院:高認・大学受験コース案内

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4.通信制高校卒業者の4割弱が進路未決定という厳しい現実

文部科学省の平成30年度学校基本調査によると、平成29年度間の高等学校通信制課程の卒業者数は53,550人(男子27,689人・女子25,861)となっており、前年度間より1,284人増加しています。

卒業者を状況別に見ると次のようになります。

①大学等進学者:9,885人

②専修学校(専門課程)進学者:11,343人

③専修学校(一般課程)進学者:704人

④公共職業能力開発施設等入学者:490人

⑤就職者:10,501人

⑥上記以外の者:19,871人

⑦不詳・死亡の者:756人

⑥が卒業者全体に占める割合は37.1%、⑥と⑦が全体に占める割合は38.5%となります。

つまり高等学校(通信制課程)卒業者の4割弱が卒業後の進路未決定であるという厳しい現実があります。 

また、大学等への進学率は18%となっており、全体の2割を大きく割り込む状況となっています。

【文部科学省HP】平成30年度学校基本調査:Ⅱ.調査結果の概要

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5.全日制・定時制高校の大学等進学率・進路未決定率

次に通信制高校の状況と比較するために、文部科学省の同調査で、高等学校(全日制・定時制課程)卒業者の進学率や進路未決定率を見ておきたいと思います。

平成30年3月の高等学校(全日制・定時制課程)卒業者は1,056,378人となっています。

①大学等進学者:578,041人

②専修学校(専門課程):168,762人

③専修学校(一般課程):57,416人

④公共職業能力開発施設等入学者:6,235人

⑤就職者:185,780人

⑥一時的な仕事に就いた者:6,984人

⑦上記以外の者:52,941人

⑧不詳・死亡の者:199人

全日制・定時制課程卒業者の⑦と⑧が卒業者全体を占める割合は5%となっています。

また大学等への進学率は54.7%となっています。

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6.全日制・定時制高校と通信制高校との比較

卒業者の進路未決定率と大学等進学率に限って、全日制・定時制高校と通信制高校を比較しておきたいと思います。

【進路未決定率の比較】

全日制・定時制⇒5% 

通信制⇒38.5%

【大学等進学率の比較】

全日制・定時制⇒54.7%

通信制⇒18%

上記の比較でもお分かりのように、とりわけ進路未決定率(5%38.5%)において両者には歴然たる差が出ています。

そしてこの4割弱という進路未決定率に関して、通信制高校に現在在籍中の皆さんには、この厳しい現実からけっして目をそらさないようにしていただきたいと思います。

少し生々しい言い方になりますが、通信制高校卒業者の3人に1人以上、5人に2人弱は進路が未決定だということなのです。

「自分だけは大丈夫」「自分は例外だ」「何とかなる」などとくれぐれも思い込まないよう、自分自身の将来の問題としてきちんと受け止めていただきたいと切に願っています。

【文部科学省HP】平成30年度学校基本調査:Ⅱ.調査結果の概要

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7.長期間の不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ

通信制高校卒業生の進路未決定率が著しく低い理由のひとつに、中学・高校時代における長期間の不登校・ひきこもり経験が考えられます。

中学時代から不登校・ひきこもりに陥って通信制高校に進学後もその状態が改善されず続いているケースや、全日制・定時制高校に進学後に不登校・ひきこもりに陥ってしまったケースなどが挙げられるでしょう。

結果的に通信制高校への進学を余儀なくされた生徒の中には、もともと学力面でのポテンシャルが非常に高い生徒も少なくはありません。

このようにポテンシャルが高いはずの生徒であっても、さまざまな要因で挫折を経験し自尊感情を著しく傷つけられ、通信制高校進学後もモチベーションが上がらないままに単位だけを取得して卒業を迎えてしまういう生徒も多いと思います。

通信制高校への進学を余儀なくされるいくつかの典型的なケースについて以下にまとめておきます。

【不登校 学び直し】にしおぎ学院について

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8.通信制高校への進学理由≪3つの典型パターン≫

次に挙げる〔1〕~〔3〕は、にしおぎ学院でのこれまでの生徒対応の事例の中で、最も頻度の高いものです。

言うまでもなくこれら3つのケース以外にも様々なケースが考えられますが、あくまで代表事例としてご理解ください。

〔1〕公立中学で不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ新入学するケース

〔2〕私立中高一貫校での中学時に不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ新入学または転入学するケース

〔3〕国公私立の難関高校に入学後、不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ転入学するケース

上記の3つのケースについて、具体的に以下ご説明させていただきます。

【不登校 塾】にしおぎ学院TOPへ

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9.〔1〕公立中学での不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ

公立中学で、中1ギャップなどを経験して不登校・ひきこもりになり、通信制高校へ進学するケースですが、この場合、不登校になってから次のようなケースが考えられます。

①保健室登校など、別室登校をしていた

②適応指導教室に通っていた

③通級学級に通っていた

④フリースクールなどのオルタンティブスクールに通っていた

⑤どこにも行かず自宅(あるいは自室)にひきこもり

公立中学の不登校の原因で多いのは、いじめ、学級崩壊、学校生活・部活動での人間関係のこじれで、中には精神疾患を発症していることも原因の一つと考えられます。

【通信制高校からの学び直し・大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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10.公立中学で不登校になった場合の進路について

公立中学で不登校・ひきこもりに陥ってしまった生徒の中学卒業後の進路選択としては次のようなものが考えられます。

①都立新宿山吹高校(定時制・通信制)を受験する

②都立チャレンジスクールを受験する

③その他の都立高校の定時制・通信制を受験する

④上記①~③と私立高校の定時制課程を併願・受験する(具体的には国士舘高校定時制課程など)

⑤一般受験をしないで私立の通信制に進学する

⑥高校には進学せず高卒程度認定試験を受検し、高校卒業資格の取得を目指す

⑦何もしない

これらの場合、①~③の受験に失敗した場合に、私立の通信制への進学を余儀なくされるケースがあります。

また学科試験のある都立の定時制・通信制を受けず、最初から私立の通信制に入学する生徒も増えていることは事実です。

【不登校からの高校進学】にしおぎ学院:高校受験コース案内

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11.新宿山吹、チャレンジスクールは入りやすいのか

不登校・ひきこもりの中学生が増加していることもあり、都立新宿山吹高校や都立チャレンジスクールの競争率は上がっており、これらの高校への進学はけっして容易であるとは言えない状況になっています。

次に述べるように、都立新宿山吹高校に関しては、私立中高一貫校などの進学校の中学生にも不登校が増えていることもあって、そうした生徒が流れている傾向が年々強まっています。このため新宿山吹高校はさらに受かりにくくなっているのが現状です。

新宿山吹の受験を断念した生徒がチャレンジスクールに流れる可能性もあるため、チャレンジスクールもけっして入りやすいとはいえなくなっているのが現状です。

こうした流れもあって、都立新宿山吹やチャレンジスクールの進学を断念した生徒の多くが私立の通信制高校に進学するようになっているわけです。

新宿山吹やチャレンジスクールを志望する中学生の中には、私立の通信制高校を併願するという生徒も増えてきています。

【不登校からの学び直し・高校進学】にしおぎ学院:高校受験コース案内

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12.〔2〕中高一貫校で中学入学後に不登校になり、通信制高校へ

学業不振によって、高校への進級が厳しくなるケースは進学校であるような私立中高一貫校に見られがちです。しかし、単純に学業不振と言うだけでなく、不登校などと重なっていることも最近は多く、一概に学業不振だけが理由であるとも言えなくなってきています。

①中学時代の学業不振、不登校のため中3時点で都立新宿山吹高校などの受験を考える

②高1には進級させてもらえると言われたので、進級したが状況が改善せず、通信制高校へ転学・転籍する

③上記のほか、高2、高3の時点で通信制高校へ転学・転籍を余儀なくされることもある

私たちの塾に来る元中高一貫校の通信制高校生の中では、①②が大半を占めており、①のケースでは都立高校受験に失敗して私立の通信制高校にやむなく進学したという生徒が多いようです。また②については、不登校や学業不振が高1に進級後もまったく改善されなかったというケースで、非常に多いパターンだと言えます。

中高一貫校の不登校については、次のブログをご参照ください⇒にしおぎ学院:不登校支援ブログ「私立中高一貫校の不登校について」

【通信制高校からの学び直し・大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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13.中学受験の詰め込みの反動で中学入学後に不登校に

中高一貫校入学後の不登校の原因として多いのは、中学受験の際の詰め込みによる受験後の燃え尽き症候群です。

小学生の中学年から高学年にかけて、相当な負荷をかけられていたための反動だと考えられますが、児童の許容範囲を超えた無理のある詰め込みを行った場合、中学受験合格後から入学後にかけて燃え尽きてしまい無気力になり、何も手につかなくなってしまうことがあります。

この結果、入学直後はほぼ横並びであったはずの学力に格差が生まれ、その学力格差は急激に拡大することになります。

5月ゴールデンウィーク明けの最初の中間試験や7月の期末試験などで、かなり早い時期に成績が急降下し、授業進度にもついていけなくなり、不登校の原因となっていきます。こうした中学生は近年増えている印象があります。

【不登校・ひきこもりからの学び直しの塾】にしおぎ学院TOPへ

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14.〔3〕国公私立難関高校入学後に不登校、通信制高校へ転学

国私立の難関進学校に高校受験で合格するのは、上記の中学受験よりはるかに大きな負荷をかけられることになります。

難関の進学校の場合、中高一貫校であることが通例であり、大半の生徒は中学受験で確保してしまっているため、高校入試での募集定員枠は中学入試のときよりも絞られていることが普通だからです。

このような苛烈な受験勉強を経て高校入試に合格すると、解放感で春休み期間中にネット依存やゲーム依存になることも少なくありません。この状態が続くと昼夜逆転して夜型の生活になってしまいますし、一度乱れた生活リズムを元に戻すことは容易なことではありません。

そのまま5月のゴールデンウィークに突入して、この長期休暇期間中に、さらに状態が悪化して、最初の中間テストを迎えることになるわけです。

この場合も、短期間で学業成績は悪化し、さらに夜型生活のまま睡眠不足で満員電車で通学を続けねばなりません。やがて、遅刻・早退が増え、学校も休みがちになっていきます。そして不登校に陥った場合、次のような進路選択を余儀なくされます。

①都立新宿山吹高校定時制の転学試験を受験する

②通信制高校に転学・転籍する

①の場合、前籍校で19単位以上の単取得が受験要件となりますが、この要件を満たしていない場合、再受験という形を取らざるを得ず、もう一度、高校入試を受けることになります。

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15.通信制高校に転入学するそのほかのケース

通信制高校の生徒の多くは〔1〕~〔3〕のケースで占められていると言っていいのですが、都立中堅の高校に進学した後に不登校になってしまうケースもあります。この場合は、再受験するというより、そのまま通信制高校に転学・転籍するケースが多いという印象があります。

また都立中堅校に進学した生徒の場合、中学時代に不登校などの経験がまったくないという生徒も多く、高校入学後にはじめて不登校を経験するする生徒が多いという特徴があります。

高校入学後の不登校の原因としては、精神疾患などのほか、学校生活の人間関係の中での同調圧力に耐えられなくなり、教室に入れなくなった、登校できなくなったということが見受けられます。

このような同調圧力による不登校は、難関校や中高一貫校ではあまり見られない性質のものです。

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16.不登校・ひきこもりの状況は多様化しています

このように一言で通信制高校生と言っても、通信制高校へ行くことになった経緯は実に多様なのです。

そして中学時代に不登校・ひきこもりを経験していたといっても、その時期や背景、期間や経緯などは生徒それぞれ異なるものです。

このため、学び直しやメンタルフォローの仕方は、完全に個別に対応するしかなく、全員に対しての均質的な対応はほぼ不可能であると言っていいでしょう。

現在、通信制高校が増加して多様化している背景には、こうした不登校・ひきこもりの多様化があるものと考えられます。

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17.通信制高校卒業後、ニートに陥らせないために

通信制高校卒業生の進路未決定率は4割弱に達しており、非常に深刻な問題であると言わざるを得ません。

不登校・ひきこもりになった原因・経緯は生徒各人によって異なりますので、ひとりひとりに対する丁寧なサポートが求められますし、

通信制高校に進学した高校生たちを卒業後ニートに陥らせないためにも、丁寧な進路指導やメンタルフォローが必要になってくるでしょう。

そしてこれまでのように、ただ「中学に受かればいい」、「高校に受かればいい」という、紋切り型の台詞だけで小学生や中学生たちをせきたてることは、場合によっては、その生徒のその後の人生に深刻な影響を及ぼしかねないのです。

【通信制高校からの学び直し・大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内

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18.にしおぎ学院は通信制高校生のための個別指導塾です

にしおぎ学院は、不登校対応を専門に特化した学習・受験指導を行っている、東京都杉並区の個別指導塾です。

にしおぎ学院では主に次のような生徒を対象とした、学習支援(中学の学び直し)や大学受験の指導を行っています・

・中学のときに不登校・ひきこもりを経験されて、通信制高校へ進学された高校生(既卒生)

・高校進学後に不登校・ひきこもりに陥り、通信制高校へ転学された高校生(既卒生)

にしおぎ学院では、不登校・ひきこもり経験のある通信制高校の高校生や既卒生への個別対応に万全を期するため、個室による1部屋1名・マンツーマンの完全個別指導を行っています。

また、不登校・ひきこもりの経緯や現状についての具体的な把握に努めるために、入塾・受講をご希望の方には必ず個別で無料教育相談を行っています。

【通信制高校からの学び直し・大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース

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19.中学の学び直しから始めて大学受験を目指します

にしおぎ学院では、中学時代に長期間の不登校・ひきこもりを経験された通信制高校の生徒のため、可能な限りさかのぼった学習指導を行っています。

中学基礎からじっくりと学び直して、北海道大、中央大、成城大、津田塾大、國學院大、日東駒専、武蔵野大、大正大学、白百合女子大、明星大、私立薬科大・薬学部などに合格者を輩出しています。

現在も、国立大学理系学部をはじめとして、私立薬科大学、東京理科大、東京農大、G-MARCH、日東駒専、成蹊・成城・武蔵などを目指して、多くの高校生・既卒生たちが日々前向きな気持ちで勉強に取り組んでいます。

基礎の基礎からきちんと学び直すことで骨太の学力を身に付けていただき、真の学力での実力合格を目指すのが、にしおぎ学院の指導目標です!

【通信制高校からの大学進学】にしおぎ学院:高認・大学受験コース案内

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20.通信制高校から大学受験を目指す人のための開講科目

にしおぎ学院では、不登校・ひきこもりによって長期間の学習ブランクを余儀なくされていた通信制高校の人たちのために、中学の学び直し(英数)から大学受験の指導までを行っています。

【通信制高校生・既卒生・中退生対象の開講科目】

英語:中学英語(英検4~3級レベル)の学び直し・大学受験英語(英検準2~2級レベル)

数学:中学数学の学び直し・大学受験数学(数学ⅠA・ⅡB・Ⅲ)

国語:中学漢字の学び直し・大学受験国語(現代文・古文・漢文)

理科:生物基礎・生物、化学基礎・化学、物理基礎・物理

社会:世界史、倫理・政治経済

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21.高卒認定試験の受検をお考えの皆さんへ

通信制高校に入学したものの、卒業単位がなかなか取得できず在籍が長引いてしまっている人、そしてご病気などさまざまな事情で中退を余儀なくされた人で、将来の大学進学を目指して高卒程度認定試験の受検をお考えの人もいらっしゃるかと思います。

こうした人たちのため、にしおぎ学院では高卒程度認定試験の対策も行っています。

【高認試験対策:開講科目】

外国語:英語(高1レベル~英検準2級レベル)

数学:数学Ⅰ

国語:国語総合(現代文・古文・漢文)

理科:生物基礎、化学基礎、物理基礎

地歴:世界史A・B

公民:現代社会、倫理・政治経済

※日本史A・B、地理A・B、科学と人間生活、地学基礎は開講しておりません。

高卒程度認定試験の実施科目・合格要件等の詳細につきましては、文部科学省のHPにて必ずご確認ください。

文部科学省HP:高卒程度認定試験【試験科目・合格要件・出題範囲】

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22.通信制高校在籍生・卒業生・中退生のための無料教育相談

不登校・ひきこもりの時期・背景、期間・経緯などは生徒によってかなり異なっているのが現状です。

このため、にしおぎ学院では入塾ご希望の方には必ず無料教育相談を行い、入念なヒアリングを通じて現状の把握に努めています。

なおご相談時間は1時間程度とさせていただきます。

無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申し込みいただきますようお願い致します。

無料教育相談にお申し込みの際には、無料教育相談フォームをどうぞご利用ください

【不登校 個別指導塾】にしおぎ学院:入塾までの流れ

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★にしおぎ学院では大学生のアルバイトスタッフを募集しています

にしおぎ学院では大学生のアルバイトスタッフを募集しています。

【歓迎】

・過去に不登校を克服して大学に進学された方

・通信制高校、チャレンジスクール、新宿山吹高校などから大学に進学された方

・心理、教育、福祉を大学で現在学ばれている方

・臨床心理学、特別支援教育を現在ご専攻中の方

・未経験、大学1年生の方

にしおぎ学院は、JR西荻窪駅から徒歩2分、そして東京女子大学善福寺キャンパスから徒歩15分以内の便利な場所にあります。

皆様からのご応募をお待ちしています!

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