高校受験で燃え尽きないためにー不登校の中３生の皆さんへ

不登校中学生が高校受験で燃え尽きないために

中学３年生の皆さんは、２月下旬の都立高校入試に向け、最後の追い込みに入っている時期だと思います。

さて、これまで不登校で中学に登校されていなかったという中学３年生の皆さんの中にも、来年２月の都立新宿山吹高校や都立チャレンジスクールの入試を控えている人が多いと思います。

私たちの塾では、とりわけ不登校経験のある中学３年生の人たちが、高校入試で燃え尽きてしまわないよう、毎年気をつけていることがあります。

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高校受験後の不登校中３生について

不登校経験のある中学３年生が高校受験後に陥りやすい状態について集約してみると下記の４点になり、こうしたことは不登校経験のない中３生に比べて非常に極端に現れることがありますので、注意が必要です。

①高校入試終了後に、再び昼夜逆転して夜型の生活に戻ってしまい、新学期が始まる直前になっても朝起きられない。

②それまで（ある程度）我慢していたゲームに熱中し始めて止まらなくなり、自分の意思でコントロールできなくなる。

③高校入試が終わった途端、虚脱感に見舞われ無気力になり、やる気もなくなり何も手につかなくなる。

④高校合格後、しばらく経つと高校入学後の学校生活に対してあれこれ心配し、強い不安感を抱くようになる。

中学にほとんど登校せず、高校を受験するというは、そうではない中学生と比べても、比較にならないストレスだと思いますし、大変なことだと思います。このため、高校受験が終わった途端に一気に緊張状態から解き放たれる度合いは計り知れないものがあるでしょう。

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高校に合格することは目的ではなくプロセス

私たちの塾で特に強調しているのは、「高校合格そのものが目的になってはいけない」ということであり、勉強の継続性の大切さ、規則正しい生活の大切さです。

以前のブログ記事でも触れましたが、高校１年生の６月に実施される英検３級合格など、中長期的な学習目標を立てて、勉強を継続していくことが重要で、高校入試が終わったからあとはどうにでもなれという投げやりな姿勢をとらないようにしなければなりません。

また、ゲームをやるために高校に入るわけでもありませんし、自分自身にとって何のために高校に進学するのかを、真剣に問い直してみるいい機会だと思います。

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高校入学後に不登校・ひきこもりが再発

また④のケースは深刻で、かつて高校入学前の春休みに不安がピークに達して、ひきもりが再発してしまった生徒がいました。

何とか通学できるようになりましたが、中学時代に不登校を経験した生徒にとって、高校生活は想像以上に不安感を抱かせるものだということを周囲の大人たちはしっかりと認識しておく必要があります。

ちなみにこの生徒は現在、高２になり再来年の大学進学に向けて希望進路もほぼ決まり、大学受験対策に着手しつつあります。

◆【不登校からの大学進学】にしおぎ学院：大学受験コース案内

勉強は継続することに意味があります

高校受験はあくまでプロセスに過ぎません。大切なのはその先に自分が何をすべきかを見据えることなのです。

この点に関しては、かなり時間をかけて丁寧にお話しさせていただくようにしています。

高校受験後に燃え尽きたり、極度の不安や恐怖に襲われたりすることがないようにするためですが、それ以上に学習習慣のサスティナビリティを高校入学前までに確立してもらいたいという強い願いが私たちにはあるのです。

問題なのは高校入学後に将来の希望進路を見つけ、希望進路実現のためにモチベーションを維持しつつ学習習慣を持続させていくことなのです。

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にしおぎ学院は不登校対応専門の個別指導塾です

にしおぎ学院は、不登校対応を専門に特化した東京都杉並区の個別指導塾です。

主に次のような生徒を対象とした、学習支援（学び直し）・受験指導を行っています。

・都立新宿山吹高校定時制課程（普通科・情報科）の受験をお考えの、不登校の中学生

・中学時に不登校・ひきこもりを経験された、通信制高校や都立チャレンジスクールの高校生・既卒生

にしおぎ学院では、不登校個別対応に万全を期すため、１部屋１名・１対１の個室による完全個別指導を行っています。

また、不登校の経緯・現状を正確に把握するために、入塾をご希望の方には無料教育相談を行っています。無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申し込みください。

無料教育相談お申し込みの際には、無料教育相談フォームをご利用ください。

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