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不登校
2016/03/01

【不登校】通信制高校を卒業してゼロからの学び直し

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不登校支援ブログ

19万人もの高校生が通信制高校に在籍

文科省の「学校基本調査」によれば、平成25年度には通信制高校の在籍生徒数が19万人となり、高校生全体の5パーセント、すなわち高校生の20人に1人が通信制高校に在籍しているということになります。

当学院に通塾する高校生も、通信制高校の生徒が、定時制高校(チャレンジスクール含む)の数を大きく上回っており、通信制高校に在籍する高校生はいまや珍しい存在ではなくなりつつあります。

ちなみに、当塾に通っている通信制高校生の在籍(卒業)校です⇒都立砂川高校通信制課程、科学技術学園高校通信制課程、立志舎高校通信制課程、東海大望星高校通信制課程、鹿島学園高校通信制課程、駿台甲府高校通信制課程、つくば開成高校、東京国際高校、代々木高校、日々輝学園高校、学芸館高校、クラーク記念国際高校、NHK学園高校、わせがく高校、翔洋学園高校(WILL学園)、大原学園高校、星槎国際高校、あずさ第一高校、八洲学園高校、他

2000年以降、株式会社立(学校設置会社立)を含む私立の通信制高校が大幅に増加しており、このことも私立通信制高校の在籍数の増加に影響を及ぼしていると考えられます。

◆【不登校対応】にしおぎ学院について

通信制高校生の若年化が意味するもの

文科省「学校基本調査」によれば、2003年以降、通信制高校生の若年化が進行しており、また少子化にもかかわらず、私立通信制高校においては1.6万人の生徒数増が確認されています(2003年~2010年)。

同調査によると、15歳~17歳の生徒数が経年的に増加傾向にあり、このことは中学卒業後すぐに通信制高校に進学する生徒が増えていること、そして全日制・定時制高校からの転学者も増えていることを意味しています。

中学時代の不登校・ひきこもりなどによる長期欠席を理由に、中学卒業後に通信制高校に進学せざるをえない生徒、また私立中高一貫校などの進学校で、高1の時点で進級が厳しくなってしまい、通信制高校への転学を余儀なくされた生徒、こうした生徒たちが年々増加していると言えます。

◆【通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内

高校受験後の燃えつきから不登校・ひきこもりに

また最近は、高校受験後に燃え尽きて不登校・ひきこもりになり、入学1年後または1年以内に通信制高校へ転学する高校生も増えているという印象があります。

こうした生徒の場合、中学時代には不登校経験がなく、高校進学後に遅刻・早退・欠席が増えて不登校になっていくという経緯を辿っています。

高校進学後、特にゴールデンウィークをはさんで、いわゆる「五月病」のような抑うつ状態になり、そのまま休みがちになって、ネットゲーム依存になり、その結果として昼夜逆転し夜型になって、なし崩し的に完全な不登校状態に陥ってしまうパターンは昨今よく見受けられます。

最近ネット依存で増えてきているのゲーム依存のほか、高校生の動画依存です。動画を見続けているうちに目が冴えて眠れなくなり、昼夜逆転して朝起きられなくなってしまった結果、午前中の授業に出られなくなるというパターンです。

◆【不登校 個別対応】にしおぎ学院:入塾までの流れ

通信制高校卒業生の45%が進路未決定

同調査では、通信制高校生の進路未決定率についても報告があります。2009年度には、通信制高校を卒業した者のうち、「就職もせず教育機関にも在籍しない」者の割合が、42.5パーセントに達しており、「死亡・不詳の者」の割合が3.4パーセントであるとされています。

通信制高校卒業生と比較して、全日制・定時制卒業生の場合、前者の割合が5.6パーセント、後者が0.03パーセントであり、通信制高校卒業生のそれらの割合は際立って高いと言えます。通信制高校卒業生のうち、2人に1人が進路未決定であると言っても過言ではなく、これは実に深刻な事態であると言っていいでしょう。

また文科省の通信制高校関係者へのインタビューに基づく判断では、高校卒業後も自宅に引きこもってしまうケースも少なくないとのことのようです。

また大学進学率については、同調査によれば2009年時点で通信制高校がわずか18.5パーセントであり、全日制・定時制高校の5~6割という大学進学率に比べると、これも著しく低い結果になっています。

◆【通信制高校からの大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース

不登校・ひきこもりを経て通信制高校へ進学

先程から述べているように、中学時代の不登校・ひきこもりを経て、私立の通信制高校へ進学する生徒は増加傾向にあるという印象があります。つまり、中学での不登校生が増えているということであり、文科省の調査によれば昨年の不登校増加数は過去最高となっています。

中学時代に不登校を経験した生徒は、長期間の学習ブランクのため、通信制高校に進学後も何から手をつけていいか全く分からないまま途方に暮れて、なかなか勉強に手がつかず、時間だけがどんどん経過して、あっという間に3年間が過ぎてしまったということも珍しくありません。

中には、3年間の在籍期間で高校卒業の単位が取れず、留年して卒業という生徒もいます。

進路未決定のまま通信制高校を卒業してしまうと、言うまでもなくニートのようなきわめてハイリスクな状況に陥りかねません。つまり高校を卒業できたはいいものを、無就業で無学籍の状態になってしまうわけで、こうしたハイリスクな状況から脱却するために、中学基礎からの学び直しと大学進学に積極的に取り組むよう、丁寧な学習指導や進路指導を行っていく必要があるのです。

高卒ニートを減らしていくことも、当塾の重要な役割であると認識していますし、そのためには、学習・進学面の指導だけではなく、メンタル面でのサポートも丁寧に行っていかねばなりません。

【不登校個別指導】にしおぎ学院について

通信制高校卒業後にゼロからの学び直し

当塾には、通信制高校に在籍している高校生のほかに、通信制高校を卒業したものの進路未決定のままだという生徒も年々入塾が増えてきています。

このような生徒の場合、高校を卒業してはいるものの、学力自体は中1~2年レベルで止まっていることも多く、こうした生徒の場合は中・長期の学習計画で腰を据えてゼロからの学び直しを行い、確実に大学受験を目指すことのできるように学習指導を行うようにしています。

当塾では、何らかの原因でひきこもりが再発・悪化した一部の生徒を除き、大半の生徒が2~3年程度の学び直しで着実に基礎学力を身につけ、そして大学進学を果たしています。

多少の回り道はやむを得ませんが、焦らず、じっくりと、無理をせず、そして無駄なく勉強に取り組んでいただけるような学習環境を提供するのが、当塾の役割であると考えています。

◆【通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内

通信制高校での教歴を生かした学習・進路・進学指導

にしおぎ学院代表の田中は、全日制高校と通信制高校の双方での教歴を積み、特に後者では不登校経験者への対応経験を多く積んでまいりました。

通信制高校勤務の折には、日常的な学習指導のほか、将来設計指導・進学進路指導も担当しており、その間、保護者・生徒の方々からの数多くのご相談に応じておりましたので、こうした経験を生かしたいと考えております。勉強のこと以外にも、将来のことや人間関係のことなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。悩み事を聞いてもらうだけでも、気が楽になり解決することがあるのです。

進路未決定のまま通信制高校を卒業してしまったという、当塾の生徒の大半は、腰を据えてじっくりと中学基礎から学び直し、そして見事に大学進学を果たしてします。決してあきらめることなく、そして安心してストレスなく勉強に取り組んでいただきたいと考えています。

◆【不登校 個別対応】にしおぎ学院:入塾までの流れ

にしおぎ学院は不登校対応専門の個別指導塾です

にしおぎ学院は、不登校対応を専門に特化している、東京都杉並区の個別指導塾です。

にしおぎ学院では主に次のような生徒を対象とした、学習・受験指導を行っています。

・都立新宿山吹高校定時制課程(普通科・情報科)や都立三部定時制高校への進学をお考えの、不登校の中学生

・中学時に不登校・ひきこもりを経験され、通信制高校や都立チャレンジスクールに進学された高校生・既卒生

・高校入学後に不登校・ひきこもりを経験され、通信制高校や都立チャレンジスクールに転学された高校生・既卒生

にしおぎ学院では、不登校・ひきこもりへの個別対応に万全を期すために、1部屋1名・1対1の個室による完全個別指導を行っています。

また入塾をご希望の方には無料教育相談を行うことで、不登校の経緯・現状の把握に最大限努めるようにしています。

◆【不登校 個別相談】にしおぎ学院:無料教育相談フォーム

不登校・ひきこもり経験者のための無料教育相談

不登校・ひきこもりの原因や背景、そして期間や経緯などについては、人によって実にさまざまだと言えます。

このため、にしおぎ学院では、入塾をご希望されている方には必ず無料教育相談を受けていただき、1時間程度のヒアリングを通して、状況の把握に努めるようにしています。

無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申込みをお願い致します。

お申込みの際には≪無料教育相談フォーム≫をご利用ください⇒≪無料教育相談フォーム≫はこちら

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