コロナ禍にあっても「学び」を止めてはならない
管理者用
緊急事態宣言解除後も感染予防対策を継続しています
にしおぎ学院では、緊急事態宣言が全面解除された5月25日以降も、感染予防対策を継続しています。
これから冬に向けて感染拡大の懸念もありますので、さらに感染予防対策を強化していく必要があります。たとえコロナ禍の中であっても学びを止めることなく、一歩一歩前に進んでいかねばなりません。
生徒の皆さんは、マスク着用、消毒や物理的距離の確保、こうした自己防衛を徹底して勉強に取り組んでください。
にしおぎ学院の感染予防対策につきまして詳しくは、こちらをご覧ください⇒にしおぎ学院≪感染予防対策≫
コロナ禍にあっても「学び」を止めてはならない
高校入試が終わって合格発表あたりのころから新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、入学式もなくなってそのまま緊急事態宣言に。そして緊急事態宣言は5月にも延長され5月25日には全面解除されましたが、新入生が実質的に高校に初登校できたのは6月からでした。
にしおぎ学院にも、今春チャレンジスクールに合格し入学した新入生たちが在籍しています。
こうしたコロナ禍の中で新入学を迎えた1年生たちの中には、緊急事態宣言以降、気持ちがなえてしまった生徒もいました。
しかしコロナ禍だろうが緊急事態宣言だろうが、時間は冷酷にもどんどん過ぎていくことを忘れてはなりません。
にしおぎ学院は一斉休校、緊急事態宣言のさなかでもオンラインでの個別指導を続行するなどして生徒たちの学びを止めないよう努めてまいりました。「コロナ禍でも学びを止めてはならない」これが、にしおぎ学院の現在のスタンスです。
特にチャレンジスクールの人たちは学力試験での選抜を経ていないため、基礎学力に大きな不安を抱えているはずです。チャレンジスクールの特に新1年生の皆さんは特に、今こそ学びを止めてしまってはいけないのです。
◆【チャレンジスクールからの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内
チャレンジスクールや通信制高校の生徒の学力不安は深刻です
都立チャレンジスクールや私立通信制高校に進学された高校生の多くは、中学時代に不登校・ひきこもりを経験されているのが現状です。
そして不登校・ひきこもりによって長期間の学習ブランクを余儀なくされている人も珍しくはありません。
学力での選抜のある都立新宿山吹高校(定時制・通信制)や他の都立三部定時制高校とは違い、チャレンジスクールや私立通信制高校では学力試験による入学者選抜がありません。
チャレンジスクールの場合は、志願申告書・作文・面接のみでの選抜となり、調査書の提出もありません。
このため、極論を言うと中学時代に基礎学力をほとんど(あるいはまったく)身につけていない状態でも、高校に受かることが可能なのです。
中学の学習内容がまったく身についていない生徒の割合が高くならざるを得ないのは必然的なことであるといえるでしょう。
さらにいえば、小学生時代から不登校だったという人もチャレンジスクールや通信制高校にはいないわけではありません。
【定時制・通信制高校からの学び直し】にしおぎ学院:大学受験コース案内
大学進学を目指すには、腰をすえた長期計画が必要です
このように基礎学力を身につけることなく高校に進学してしまった生徒の場合、中学の学び直しから始めていくわけですが、ある程度の長期計画で臨むことはやむを得ません。
チャレンジスクールは、「3年卒業」と「4年卒業」を選ぶことができますし、最長で6年間の在籍が認められています。
中学の基礎がまったく身についていないという人は、4年間かけてじっくりと学び直していくということも、チャレンジスクールでは可能です。
チャレンジスクールでは4年卒業であっても留年にはなりませんし、いうまでもなく浪人したことにもなりません。
3年以上在籍して、必履修科目を含み74単位以上を取得していれば高校卒業となりますので、4年間かければ1年ごとの授業時間数も抑えられます。そうすれば時間的なゆとりを作ることも容易になりますし、時間的なゆとりが生まれれば焦ったり追いつめられたりしなくなるので、精神的な余裕にも繋がります。
このように、自分自身に過度な負荷をかけないようにすることで、腰を据えて勉強に取り組むことができるようになるのです。
◆【チャレンジスクールからの大学受験】にしおぎ学院:大学受験コース案内
無駄を排し、無理をしないことがとても大切です
しかし、いくら時間的な余裕があるからといって、だらだら過ごしたり、逆にやみくもにあれこれ手を出したりすることは避けねばなりません。そんなことをしていると、たっぷりあったはずの時間もあっというまに浪費してしまうことになります。
たとえば私立文系での受験をお考えの人は、英語・国語・社会(あるいは数学)に絞って勉強を進めていくようにしてください。社会も1科目に絞るといいでしょう。
これらの科目で中学の学び直しが必要なのは、極論でいえば英語と数学だけです。数学を入試で選択しない場合は、中学の学び直しが必要な科目は英語のみとなります。
にしおぎ学院では、このように無理・無駄を排して、選択と集中の徹底により効率的に学習を進めていくことに心掛け、しっかりと骨太な学力を身につけていくことを目標に学習指導を行っています。
難しいことにあえて手を出さなくてもいいのです
遅れを早く取り戻そうとして、小手先のテクニックにとらわれ、楽な方法、近道を何とか見つけようとする人がいます。逆に、自分の今の学力に見合わない難しい問題集などにいきなり手を出して、その日のうちに挫折感を味わい、すぐに嫌気が差して放り出してしまう人もいます。
そんなことに手をつけては頓挫するということを繰り返しているうちに、時間だけはどんどん過ぎていきますし、挫折感と自己否定感情はそのたびに増大していくことになります。
チャレンジスクールの人たちの中には、思い当たるという人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
小手先の受験テクニックばかりを追及したり、むやみに難しいことや複雑なことに手を出して時間と体力を浪費することなく、中学基礎の基本を大切にした指導により、真の学力での実力合格を目指していくのが、にしおぎ学院の指導スタンスであると言えるでしょう。
難しいことをやればいい、手広くやればいいと思っている人は、今一度、基礎・基本に立ち返るようにしてください。
◆【定時制・通信制高校からの大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内
稔ヶ丘高校卒業生の3割弱が進路未決定という厳しい現実
チャレンジスクールの進路未決定率は25%超に達しています。通信制高校の4割弱に比べるとやや低めではありますが、4人に1人以上、3人に1人弱は、卒業後の進路が決まっていないということになりますので、この進路未決定率はけっして低い水準であるとはいえないでしょう。
ちなみにチャレンジスクールのひとつである都立稔ヶ丘高校のH29年度卒業生の進路未決定率は26%、そしてH30年度の進路未決定率は29%にまで達しています。
稔ヶ丘高校の進路未決定率は3割弱ということになるわけですが、進路の内訳につきましては、稔ヶ丘高校HPをご覧ください。
卒業生の進路未決定率の高さの要因は、中学時代の不登校・ひきこもりによる長期間の学習ブランクにもあると考えられます。またチャレンジスクールの場合、高校入学後にも不登校・ひきこもりが再発してしまうというケースがないわけではありません。
こうして考えてみると、やはり焦ってやみくもにいろんなことに手を出して時間とエネルギーを浪費することはかえってロスになるということを肝に銘じておく必要があります。
腰を据えて4年間じっくりと勉強に取り組むことで生活習慣を整えて、心身ともに健全な状態を少しずつ作っていくことが大切なのです。
空回りするあまり燃え尽きて不登校・ひきこもりに再び舞い戻ってしまうようなことはあってはならないのです。何のためにチャレンジスクールに入学したのかをよくよく考えてみてください。
不登校・ひきこもりからの学び直しに焦りは禁物です
このような焦りは禁物ですし、選択と集中を徹底すれば、中学時代の学習ブランクを取り戻しつつ大学受験を目指す学力を身につけることは決して不可能ではないのです。
先程述べたように、入試で数学を選択しない限り、中学の学び直しは極論でいえば英語だけでも十分なのです。高校社会(世界史、日本史、倫理・政治経済)は中学の復習を飛ばしていきなり高校内容に入ったほうがはるかに効率的です。
長期間の不登校・ひきこもりの経験者にとっては、こうした長期間の学習ブランクがあたかも大きな「負債」のようにのしかかっていることが珍しくありません。そうした誤った認識そのものを少しずつ払拭していく必要があるでしょう。
結果ばかりを性急に追い求めて息切れしてしまっては、何のために勉強を再開したのか分かりません。結果重視ではなく、あくまでプロセス重視の考え方で、学び直しを進めていくべきだと思います。
続けること、積み重ねることの大切さを学ぶ中で、受験勉強を通して人間として成長をしていただければと考えています。受験勉強とは、単なる知識の詰め込みではなく、地道に生きていくための忍耐力を身につけていく場でもあるのです。
◆【不登校・ひきこもりからの学び直しの塾】にしおぎ学院TOPへ
英検に絞ったスローステップでの学び直し
にしおぎ学院では、チャレンジスクールの生徒を対象に、英検に絞ったスローステップの学習計画をご提案しています。
英検は例年、6月・10月・1月の年3回実施されますが、4級⇒3級⇒準2級⇒2級の4ステップで1年ごとに合格を目指していくという学習計画です。
チャレンジスクールを4年で卒業すると考えた場合、この学習計画は非常に緩やかだといえますし、英検に年3回のチャンスがあるということを踏まえれば、無理のないスケジュールであるといえます。
4年生の10月の英検で2級に合格することを目標にして逆算して勉強していけば、負荷のかからない形でじっくりと英語の学び直しを進めていくことができると思います。
またチャレンジスクールでは英検などで卒業に必要な単位の補充もできますので、そのように考えると英検を軸にした英語の学び直し計画は一石二鳥だといえます。詳しくは都立稔ヶ丘高校HPなどをご参照ください。
高卒程度認定試験の受検をお考えの方に
チャレンジスクールの人の中には、高卒程度認定試験の受検をお考えの方もいらっしゃると思います。
にしおぎ学院では、高卒認定試験対策も行っています。
新年度の開講科目は次の通りです。
【高卒程度認定試験対策:開講科目】
・外国語:英語(英検準2~2級レベルまで対応)
・数学:数学Ⅰ
・国語:国語総合(現代文・古文・漢文)
・理科:化学基礎、物理基礎
・社会:世界史A・B、地理A・B、現代社会、倫理・政治経済
なお、高卒程度認定試験の詳細につきましては、下記の文部科学省HPにて必ずご確認ください
1部屋1名・1対1の完全個室の個別指導
不登校・ひきこもりを経験している生徒の場合、その時期や期間、そして学習進度や学力は、人により大きな差が生じています。
このため、にしおぎ学院では、「1部屋1名・1対1」の完全個室の個別指導を徹底させています。このことにより、生徒の状況を個別に把握し、肌理の細かい授業を行っていくことが可能になるのです。
よくご質問いただくのですが、生徒を数名の集団で自学自習をさせて、講師が答え合わせや簡単な質疑応答を行うというだけの指導方式を「授業」と称することは、少なくともにしおぎ学院においては一切ありません。
ホワイトボードを使った、完全な授業形式を完全個別で実践しているのが、にしおぎ学院の個別指導なのです。生徒に真の学力での実力合格を果たしてもらうこと、そして受験勉強を通して人間的にも成長してもらうことこそが、にしおぎ学院の目指すところなのだと言っても過言ではありません。
◆【不登校・ひきこもりからの学び直しの塾】にしおぎ学院TOPへ
不登校・ひきこもり経験者のための無料教育相談
にしおぎ学院は、不登校・ひきこもりで長期間の学習ブランクを余儀なくされている中学・高校生、そして不登校・ひきこもり経験のある通信制高校やチャレンジスクールの高校生などを対象にした、東京都杉並区の個別指導塾です。
中学の学び直しから大学受験指導までを、1部屋1名・1対1の完全個室の個別指導で行っています。
不登校・ひきこもりの原因や背景、期間や経緯などは、人により実にさまざまです。このためにしおぎ学院では、入塾をご希望の方には必ず無料教育相談を実施し、1時間程度の入念なヒアリングを通じて、不登校の経緯や現状を正確に把握するよう努めています。
無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申込みをお願い致します。お申込みの際には≪無料教育相談フォーム≫をどうぞご利用ください。
チャレンジスクールの生徒対象の開講科目
にしおぎ学院では、都立チャレンジスクールや通信制高校の生徒を対象に、新年度の生徒を募集しています。
【チャレンジスクールの生徒対象:開講科目】
英語:中学の学び直し(英検3・4級レベル)、高校英語(英検準2・2級レベル)
数学:中学の学び直し、高校数学(数Ⅰ)
国語:高校古文
理科:化学基礎・物理基礎
社会:現代社会(倫理・政治経済)、世界史、地理
完全個室の個別指導のため、満室になり次第、生徒募集を締め切らせていただいております。入塾・受講ご希望の方は、できるだけお早めにお申し込みください。
◆【通信制高校、チャレンジスクールからの大学進学】にしおぎ学院:大学受験コース案内
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