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不登校
2017/01/26

深刻化する中高一貫校における不登校・ひきこもり

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不登校支援ブログ

中学受験後の燃えつき、入学後の中1ギャップと不登校

小学校中高学年で、進学塾に通いつめ難関中学に合格。しかし入学後しばらくして、不登校に陥ってしまう中学生は多くなっているようです。

こうした中学生の中には、不登校・ひきこもりが常態化し、長期化してしまう生徒も稀ではありません。

当塾では例年、在籍生の8割強が中学受験を経験している生徒で占められており、早い時期では中1のゴールデンウィーク前後に不登校になっているケースも多々あります。

原因はいくつか考えられますが、①中学受験後の燃え尽き②授業進度についていけない③急激な人間関係の変化④早朝の満員電車による遠距離通学など様々です。これらが複合しているケースもあります。

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中学時に不登校でも高校にエスカレートで進学

中高一貫校の場合、中学時の出席日数が大幅に不足している場合でも、高校への進学・進級はエスカレートで可能だとする学校が普通のようですが、当然ながら高校では出席日数や定期考査の成績により単位取得をしなければならなくなり、進学・進級後も不登校が改善されない場合は、なし崩し的に留年・中退を余儀なくされることになります。

難関の名門中学の入試を突破して合格しているとはいえ、2年~3年近くの学習ブランクがある場合、復学してついていくだけでも容易なことではありません。

こうした中高一貫校の場合、1年程度の前倒しで先取り学習をしていることが通例ですので、学業の遅れは公立中学の比ではありません。いうまでもなく、中学時に不登校だった生徒が復学しても、学習上のフォーローがないのが通例です。

つまり完全な自己責任ということになります。

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フォーローしてくれない中高一貫の進学校

多くの中高一貫校は、大学進学実績を上げることを最大の目的にしていますので、授業は1~2年の前倒しで進めていくことがほとんどです。したがって授業進度は公立の中学とは比較にならないほど速いスピードで進められていきます。

このため、日常的な宿題の量、そして定期試験の範囲も、公立中学とは比較になりません。

また、遅刻・早退が増えたり、欠席日数が増えて不登校に陥りそうになっている生徒へのメンタル面のフォロー体制がほとんど整備されていないことも、こうした中高一貫の進学校では珍しくはないと言えます。

一度、ドロップアウトしてしまうと、元の状態に戻すことは容易ではなく、仮に高校進学ができたとしても、高校1年の途中段階で留年がほぼ確定してしまい、他校への転学を余儀なくされてしまう可能性は非常に高くなります。

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高校生でも、学力は中1・2のままで止まっている

上記のような生徒の場合、中高一貫校ゆえに形の上で高校に進級しているとは言え、中学で習得しておくべき学習内容がほとんど身についておらず、学力的には中学受験後の中1の状態で止まっており、ほとんど進んでいないということもけっして珍しくないのです。

結果的に、定時制や通信制の高校に転学せざるを得ない状況になっているというのが現状です。当塾の定時制や通信制高校の生徒の中には、このような経緯で現在の定時制・通信制高校に在籍しているという高校生が比較的多く、中学入試・受験を経験しているとは言え、学力的には中1・2年レベルで止まっている状態なのです。

しかし、中学の基礎から学び直しても2~3年計画で勉強をすれば、何とかそれなりに大学受験を目指せるようになります。

中学受験で難関進学校に合格している生徒の場合、元々のポテンシャルが高いこともありますし、定時制・通信制高校は卒業単位の取得が比較的容易であるため、時間的体力的に余力のある状態で大学受験の勉強に取り組むことが可能です。

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不登校生の学び直しは量より質が大事

中学の学び直しと言っても、大学受験に特に必要とされない学習内容については大胆にカットして授業を進めるようにしていますし、受験科目を絞れば、実は思っているほど難しいことではないのです。

中学受験後の燃え尽きやミスマッチなどで不登校に陥ってしまい、一度ドロップアウトしたからと言って決して悲観する必要はありません。勇気と自信を持って効率的な学び直しを行い、大学受験を目指すことは十分に可能です。

中学時代に不登校を経ている場合、かなりの焦りがあると思いますが、手当たり次第に何でもかんでもやっていたのでは、時間も足りませんし、焦りを更に助長するだけです。

学び直しを進めていくに当たっては、量より質が大事だということです。学習の質を高めることで、中学3年分の学習内容を、1年半~2年程度に圧縮することはそれほど難しいことではありません。

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にしおぎ学院は不登校対応に特化した個別指導塾です

にしおぎ学院は、不登校・ひきこもりのために長期間の学習ブランクを余儀なくされた中学、そして中高一貫校などで不登校・ひきこもりに陥り、ドロップアウトした結果、通信制高校やチャレンジスクールへと進学・転学した高校生のため、中学からの学び直しや大学受験指導、そしてメンタルサポートを行っている、東京都杉並区の個別指導塾です。

また、高校進学後に不登校・ひきこもりに陥り、留年・退学を余儀なくされた高校中退生のため、高認・大学受験の指導も行っています。

長期間の不登校・ひきこもりを経験している生徒の中には、起立性調節障害などの理由で昼夜逆転している生徒も少なくありません。こうした生徒のために、にしおぎ学院では平日の午後2時から授業を開講しています。「朝起きられない」「午前中は体調が悪い」という生徒もストレスなく無理なく通塾することができます。

また、「平日の昼間は人目が気になってどうしても外に出られない(出ることができない)」「昼間は無理だけど、夜なら人目をきにせず外出できる」という人のために、午後8時~9時20分の時間帯に夜間の授業を開講しています。

午後8時からであれば、季節を問わず完全に日没している時間帯なので、人目が気になる人も安心して通塾することができます。

◆【不登校 個別相談】にしおぎ学院:無料教育相談フォーム

「1部屋に生徒1名」のストレスフリーの完全個別指導

にしおぎ学院では、不登校個別対応に万全を期すために、「1部屋に生徒1名・マンツーマン」の完全個別指導を行っています。

不登校・ひきこもりに陥っている期間が長い場合、生徒のパーソナルスペースを十分に確保する必要があります。また、生徒ひとりひとりのプライバシーへの配慮も大切になってきます。

多くの個別指導塾では、机に衝立をしただけの仕切りしかなく、生徒のパーソナルスペースやプライバシーに対する配慮が十分になされているとは言いがたいのが現状です。

また、個室による完全個別指導なので音を気にせずリスニングの練習を行うこともできます。一般的な個別指導塾では、リスニングはイヤホンやスピーカーで行われていることが普通のようですが、にしおぎ学院ではスピーカーを通してリスニング練習を行うことができます。

◆【不登校 個別指導塾】にしおぎ学院:入塾までの流れ

【不登校 個別相談】にしおぎ学院の無料教育相談

不登校・ひきこもりに陥ってしまった原因や背景、期間や経緯は生徒により異なりますし、実にさまざまな事情を抱えていると言えます。

こうしたことを踏まえ、にしおぎ学院では、入塾をご希望の方には必ず無料教育相談を行うようにしています。

無料教育相談では、1時間程度の入念なヒアリングを通して、生徒の置かれている状況を正確に理解することに努めています。

無料教育相談は完全予約制とさせていただいておりますので、必ず事前にお申込みお願い致します。お申込みの際には、≪無料教育相談フォーム≫をご利用ください⇒≪無料教育相談フォーム≫はこちら

【東京】不登校対応の個別指導塾にしおぎ学院について

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