【不登校 塾】都立高校入試まであと2ヶ月です
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都立高校入試まであと2ヶ月となりました
都立高校の分割前期・一次募集の入試本番は2月22日(金)です。
もうすぐ試験当日まで、残すところ2ヶ月になろうとしています。
都立新宿山吹高校定時制課程や都立チャレンジスクールなどの受験を控えている不登校の中3生の皆さんは、入試を間近に控えたこの時期、いかがお過ごしでしょうか。
にしおぎ学院は、不登校・ひきこもりに陥っている中学生を対象に、中学の学び直しや高校受験の指導を行っている、東京都杉並区の個別指導塾です。
適応指導教室やフリースクールの中学生も通塾しています
にしおぎ学院には、自宅に長期間ひきこもっていた中学生のほか、適応指導教室やフリースクールの中学生たちも、高校への進学を目指して通塾し、前向きな気持ちで勉強に取り組んでいます。
にしおぎ学院に通っている中学生の主な適応指導教室、フリースクールは次の通りです。
北区(ホップ・ステップ・ジャンプ教室)、江東区(ブリッジスクール)、板橋区(板橋フレンドセンター)、中野区(フリーステップルーム)、杉並区(さざんかステップアップ教室)、練馬区(トライ)、小平市(あゆみ教室)、立川市(たまがわ)、昭島市(もくせい適応指導教室)、羽村市(ハーモニースクール・はむら)、東京シューレ(王子シューレ、新宿シューレ)、他
にしおぎ学院では、不登校個別対応に万全を期すため「1部屋に生徒1名・マンツーマン」の完全個別指導を行っています。
また、ご入塾をご希望の方には必ず無料教室相談を行い、不登校・ひきこもりの背景や経緯、期間などの正確な把握に努めています。
不登校中学3年生に焦りのピークはこの時期です
不登校・ひきこもりが長期化し、そのまま中学3年になり、高校入試本番を2ヵ月後に迎えようとしてしているような、この時期の場合、生徒の不安と焦り、苛立ちがピークに達してしまうことがあります。
特に、師走に入り年末が近づいてくるこの時期になると、年末年始の準備などで周囲が一気に慌しくなりますし、何よりも年越しということで時間の経過を改めて強く認識せざるを得ない時期であると言えます。
不登校が長期化している場合、時間の流れが止まったような生活を続けている中学生も少なくないと思いますが、年末年始の時期には否が応でも、時間の経過を思い知らされることになります。
特に、中学3年生ともなれば、年が明ければ中学卒業の時期が近づいてきますし、高校受験・進学という現実を突きつけられることになります。
このため、不登校を続けてきた中学3年生にとって年末年始は、焦りと苛立ちがピークに達する時期であろうかと思いますし、1年の中でも精神的に最もきつい時期ではないでしょうか。
中2生の皆さんは自分のこととして受け止めてください
ところで、不登校・ひきこもりに陥ってすでに長期間が経過している中2生の皆さん。
これから触れる内容は、あくまで高校入試を2ヶ月後に控えた中3生に関することです。
しかし1年後の自分のことであると思ってお読みください。中2生の皆さんには、こうした現実をゆっくりと、そして冷静に受け止めていただきたいと思います。
現在中学2年生の皆さんは、1年後などまだまだずっと先の、遠い未来の話だと思っているかもしれません。ところが実は、現在の中3生たちの多くも1年前に同じように感じ考えていたのです。
不登校・ひきこもりの状態が長期間続いていると、いやなこと面倒なことはどんどん先延ばしにしていく傾向が強くなってきます。少しでもこうした自分の考え方の癖や傾向に思い当たる節があるという人は、この年末年始にじっくりと自分自身を見つめ直してみてください。
年明け以降、煮詰まってひきこもりになる生徒も
私たちの塾の生徒たちの中にも、正月明けの最初の授業に出られなくなってしまう生徒もいます。こうした中学生は例年あとを絶ちません。
その一方で気持ちばかりが焦るあまり、短期間で一気に詰め込もうとして、あっという間にオーバーヒートしてしまう生徒もいます。
この時期は、中3生が最も精神的に不安定になる時期でもあるわけです。
不登校の中学3年生にとって、年末年始、特に正月明けの時期は非常に危険な時期であると言っても過言ではないでしょう。
せっかくここまで受験勉強をがんばってきたのにもったいないと思われるかもしれませんが、高校入試を目前に頓挫し、入試までたどり着けなるどころか、再びひきこもり状態に戻ってしまうこともあるのです。
周囲の大人たちが振り回されることもあります
不登校にはなっているものの、年末年始ぐらいまでは受験勉強を続け、順調に仕上がりつつあった中学3年生ですら、年が明けるころから急激に精神状態が不安定になることがあります。こうしたことは、実はそれほど珍しくありません。
焦りと苛立ちがピークに達すると、今度は無気力の状態に陥り、学習意欲が急激に減退し消失してしまうような生徒も少なくはありません。
高校入試を目前に控えて、自分の子どもがこのような状態に陥っている姿を見て、もっとも動揺するのが身近にいる母親です。
母親の動揺は不安に変わり、それは子どもの精神状態にも影響を与えかねません。
こうした場合、周囲の大人たちは生徒の焦りや苛立ちに振り回されるのではなく、冷静に長期的な立場からの助言をしてあげることが大切です。
急発進、短期的な詰め込みの反動には要注意です
いうまでもなく、生徒の前向きな姿勢は尊重しなければなりませんし、頭ごなしに反論したり否定したりすることは厳に慎まねばならないでしょう。
親御さんの中には、「それまで何もしようとしなかったのに、せっかく自発的にやる気になったのだから、何とかして高校受験に間に合わせて合格してほしい」と思われる方が少なくありません。これは、ある意味で当然のことではあります。
しかし、ここで今一度注意していただきたいのは、不登校・ひきこもりの状態から受験勉強を始め、これまで生徒の心身にかかってきた急激な負荷です。
それまで自宅にひきこもっている間に、ゲームばかりしていた生徒もいるでしょうし、昼夜が逆転してしまった生徒もいるでしょう。不登校・ひきこもりが長期化しているケースでは、このような不規則な生活は珍しくないことです。
このような状態が続いていた生徒が、いきなり受験勉強を始めているわけですから、周囲が考えている以上の負荷がかかっていることはいうまでもありません。
年末年始になって、この反動で無気力になり、勉強を放り出してひきこもりに戻ってしまうことは、実は受験勉強を開始した当初から想定しておくべきリスクなのです。
不登校・ひきこもりからの急発進は大きな負荷がかかります
たとえば2月下旬の都立新宿山吹高校(定時制)の受験を中3時に思い立って、「全日制は無理かもしれないが、全日制に比べて受験科目も少ないし定時制だから受かりやすいだろう。」というふうにお考えになる方がいらっしゃいます。
個々の生徒の学習状況によっては可能である場合もありますが、それまでほとんどひきこもりに近い状態で半年から1年以上の学習ブランクがあって、このようにお考えになるのは非常に危険であると言わざるを得ません。
仮に都立全日制の5教科受験に比べて負担が軽減されるとしても、不登校・ひきこもりからの急発進では、心身ともにかなりの負荷がかかることは避けられません。高校受験前に挫折して投げ出してしまう危険性もあるのです。
また、生徒本人が「自発的にやる気になった」と見えても、焦りや苛立ちから突発的に生じた、あくまでも「その場限りの」一時的な感情であることもよくあるからです。
目先のことではなく長期的な見通しで考えてみる
都立新宿山吹高校の定時制が、週5日の通学制であるという点を、最初から度外視していることが大変多く、これまでの中学の登校・出席状況から見て、高校に合格したからと言って確実に毎日電車通学できるようになるかどうかは全くの未知数なのです。
こうした様々な条件を加味した上で冷静に判断する必要がありますし、合格してもしなくくても、周囲は受験後のことについては事前に十分配慮しておかねばなりません。
短期間で高校に合格することだけを目標にし、高校に合格すれさえすればこれまでの不登校をリセットしてやり直せるという考え方そのものにリスクがあります。
なぜならば、非常に極端な発想を前提としているからです。こうした「全か無か」という両極端な発想に陥りやすいのも、不登校・ひきこもりの中学生には非常に特徴的な傾向であるといえます。
不登校中学生の勉強は「急がば回れ」というスタンスが大切
不登校・ひきこもりの生活が長期化している中学生の場合、まずは生活のリズムを整えること、心身の健康をしっかり維持することこそが大前提です。
目先の受験のことばかりに気を取られて無理をしてしまうと、あとで大きな反動があるかもしれないのです。
ある程度の中長期的な視点に立って、3~4年計画での学習計画・目標を立て直していく必要があります。
不登校を経験している生徒は、目先の成果にのみとらわれ、極論に走って短絡的な思考に陥りがちです。
我々が不登校対応を行っていくうえで、生徒・保護者の皆さんに繰り返しお伝えしているのは、①結果よりプロセスを重視すること、そして②サスティナビリティ(持続可能性)を確立すること、最後に③リスクを軽減していくことの3点です。
まずは学習習慣をしっかりと身につけましょう
不登校中3生の高校受験については、実は高校受験そのものより、その後の方がはるかに重要であるということも最後に言及しておきたいと思います。
まだまだ先は長いのです。
問題なのは、高校受験後、そして高校進学後も学習習慣を長期に渡り継続できるかというサスティナビリティなのだと言って過言ではないでしょう。
学習習慣の継続性、サスティナビリティを徐々に確立し、3~4年後の大学受験に備えることができるか否かということが、とても大切なことなのです。
定時制だけではなく通信制も選択肢に入れておく
結果だけを追い求めるあまり、燃え尽きて何もできなくなるようなリスクは、未然に回避していく必要があると、我々はこれまでの多くの経験で確信しています
高校受験後、そして高校進学後のサスティナビリティ(持続可能性)の確立にこそ、大きな価値があるのです。
このため、たとえば都立新宿山吹高校の定時制を第1志望にするにしても、いろいろな理由でどうしてもきついという場合には、4月初旬の都立通信制や、私立通信制なども、進学先として選択肢に入れておくべきだと思います。
「ここしかない」「ここに受からなければもう終わりだ」という極端な考え方は非常に危険です。
不登校・ひきこもりを経験した生徒にとって重要なのは、このように極端な考え方にとらわれないことなのです。
全日制がだめでも定時制が、そして定時制がだめなら通信制があるという柔軟な考え方が大切です。
「全か無か」という極端な考え方を押し通そうとすると、うまくいかないときに全てを投げ出して放棄してしまいかねないのです。
中2の皆さんが1年後に追い詰められないために
現在まだ中学2年生の皆さんは、高校入試などずっと先のことだとお考えかもしれません。
しかし、不登校・ひきこもりに陥ってからの時の経つ早さのことを一度冷静に考えてみてほしいのです。
中2の人たちの中には、今年のゴールデンウィーク明けや夏休み明けから不登校になったという人も少なくないと思います。さらにいえば、中1のゴールデンウィークや夏休みまでさかのぼる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
この間の時間の早さをお感じになりませんか?もう今年もあと10日あまりで終わりなのです。年が明けるとあっというまに正月が終わり、気がつけば4月になり中3に進級することになります。
なぜこんなことを申し上げるかというと、われわれは仕事柄、毎年同じことを見てきているからなのです。1年後に切迫して追い詰められないためにも、少しずつ動き出すことをお勧めします。
遅くとも中3になる前に英数の学び直しを始めましょぅ
英語と数学だけでもいいので、中1の学び直しから徐々に始めていれば、4月になった時点でもそれほど焦ることはないのです。
とにかく中3になる前には学び直しに着手するようにしてください。先程来ご指摘しているように、4月になって中3になってしまうと時間の経過スピードはどんどん加速し始めます。4月新学期からゴールデンウィーク明けは、本当にあっという間なのです。
ちなみに、にしおぎ学院では高校入試直前での詰め込み指導は行わないスタンスにしています。中3の秋口から中学基礎の学び直しに着手し、2月下旬の都立入試までに間に合わせるのは大変なことなのです。
にしおぎ学院が、高校入試直前期での生徒募集を行わないのは、長期間の不登校・ひきこもりを経験している中学生に極端な負荷をかけることで精神的に追い詰め、燃え尽きさせてしまうことを避けるためなのです。
このため例年、12月以降の中3生の生徒募集は行っておりません。早い段階で着手することが、リスクの軽減に確実に繋がってくるのです。
にしおぎ学院の無料教育相談について
にしおぎ学院は、不登校・ひきこもりのため長期間の学習ブランクを余儀なくされている中学生、そして不登校・ひきこもり経験のある通信制高校やチャレンジスクールの高校生などを対象にした、東京都杉並区の個別指導塾です。
不登校・ひきこもりに陥った原因、そしてこれまでの経緯、期間や現状については、人により実にさまざまです。
このため、にしおぎ学院では、入塾ご希望の方には必ず無料教育相談を実施させていただき、1時間程度のヒアリングを通して状況の把握に努めています。
無料教育相談は完全予約制となりますので、必ず事前にお申込みお願い致します。
無料教育相談のお申込みに際しましては、≪無料教育相談フォーム≫をどうぞご利用ください⇒≪無料教育相談フォーム≫はこちら
新中3生の生徒募集はセンター試験後に再開します
現中3生の生徒募集は、11月いっぱいで締め切らせていただきましたので、何卒ご了承ください。
新中3生(現中2生)の生徒募集につきましては、センター試験(1月19・20日)終了後に再開する予定にしております。
なお、生徒募集再開までの期間中も、無料教育相談は随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。
新中3生対象の開講予定科目は次の通りです。
英語:中学の学び直し(英検5~4級レベル)、新宿山吹高校受験対策
数学:中学の学び直し、新宿山吹高校受験対策
国語:小学漢字の学び直し、新宿山吹高校受験対策
チャレンジスクール対策:志願申告書、作文、面接
※中高一貫校の進級対策などの補習には対応しかねますので、何卒ご了承ください。
新宿山吹高校の受験対策には、英数国の都立入試対策のほか自己PR・面接の対策も含まれます。
なお、新宿山吹高校やチャレンジスクール、その他の三部定時制高校の入試実施方法の詳細につきましては、必ず東京都教育委員会HPでご確認ください。
◆東京都教育委員会HP:平成31年度都立高等学校入試実施方法
にしおぎ学院の中学生たちの進路について
にしおぎ学院の中学生たちのこれまでの主な進路は次の通りです。
都立新宿山吹高校定時制課程(普通科・情報科)、都立荻窪高校、都立八王子拓真高校(一般枠・チャレンジ枠)、都立稔ヶ丘高校、都立世田谷泉高校、都立大江戸高校、私立国士舘高校定時制課程、他
なおH30年度の高校入試では、都立新宿山吹高校定時制課程(普通科・情報科)、都立チャレンジスクールの受験生は全員合格を達成しています!
短期間での詰め込み指導ではなく、期間をかけてじっくり腰を据えて基礎の基礎から学び直し、しっかりと基礎学力の土台を築いた上で高校入試に挑んでいくというのが、にしおぎ学院の指導方針なのです。
にしおぎ学院は、真の学力での実力合格を目指しています!
江東区、板橋区、北区など都内各地から中学生が通塾しています
にしおぎ学院は東京都杉並区にありますが、地元である杉並区や武蔵野市などのほか、都内の各地域から生徒たちが通塾しています。
東京都内(北区、江東区、板橋区、新宿区、渋谷区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区、武蔵野市、調布市、西東京市、三鷹市、小平市、小金井市、国分寺市、国立市、府中市、立川市、昭島市、羽村市、東村山市)のほか、通信制高校の生徒の中には、神奈川県横浜市、埼玉県川口市から西荻窪まで通っている生徒もいます。
遠隔地から通塾する生徒が多いのも、にしおぎ学院の大きな特徴のひとつだといえるでしょう。
JR中央総武線西荻窪北口から徒歩2分です
にしおぎ学院は、JR中央総武線の西荻窪駅北口を出て、直進していただき徒歩2分の場所にあります。
西荻窪は、荻窪と吉祥寺の間に位置し、アンティークショップや古書店、老舗のカフェなどが軒を連ねる閑静で文化的な杉並区の住宅街です。
杉並区と武蔵野市が隣接する場所に西荻窪は位置しており、都心の喧騒から離れ、ストレスなく落ち着いた気持ちで勉強に取り組んでいただける環境です。
また西荻窪界隈の善福寺には、名門東京女子大学があり、緑豊かな善福寺公園が隣接しています。
善福寺公園には善福寺池もあり、この西荻窪界隈はウォーキングにも最適な場所ですので、是非一度、足をお運びください。
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