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不登校
2025/11/09

★チャレンジスクールの志願申告書について

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不登校支援ブログ

★チャレンジスクールの受験対策を行っています

にしおぎ学院は不登校支援専門の個別指導塾として、2010年秋に東京都杉並区に開業いたしました。最寄り駅はJR中央総武線西荻窪駅です。

不登校支援の一環として、不登校中学生を対象に都立チャレンジスクールの受験対策を行っています。

2025年現在で、都教委がチャレンジスクールに指定している高校は次の通りです。

 六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校、稔ヶ丘高校、桐ヶ丘高校、小台橋高校、立川緑高校、八王子拓真高校(チャレンジ枠)

にしおぎ学院は、小台橋高校を除くすべてのチャレンジスクールに合格者を輩出しています。

にしおぎ学院が支援対象としている中学生

東京都フリースクール等利用者支援事業助成金

学力検査・調査書は免除、志願申告書・面接・作文のみです

チャレンジスクールでは学力考査は実施されません。また調査書の提出もありません。

志願申告書と面接、作文に得点がつけられ選抜が行われています。

ちなみに稔ヶ丘高校は次のような配点になっています。

志願申告書:100点

個人面接:600点

作文:500点

にしおぎ学院では、志願申告書・作文・面接の対策を全て行っています。

また入試後には中学内容の学び直しや、高校内容の先取り学習を行い、入学までに備えるようにしています。

高校入学後の継続率が高いことも特徴的で、チャレンジスクール在校生も多数在籍しています。

にしおぎ学院が支援対象としている高校生

志願申告書とは何か

志願申告書は出願の際に高校に提出しますが、内容は点数化されます。

六本木高校のみ150点で他のチャレンジスクールは100点となっています。

内容は次のようになっており、チャレンジスクール全校で共通しています。

1.入学を希望する理由(この学校に入学したい理由について記入しましょう。)

2.将来の夢・希望(将来の夢や希望について記入しましょう。)

3.高校生活への抱負

①教科の学習(この学校で、教科の学習活動で特に力を入れたいことを具体的に記入しましょう。)

②教科以外での活動(生徒会活動、学校行事、部活動など、教科以外での活動で特に力を入れたいことを記入しましょう。)

4.自己PR(入学を希望するにあたって、自分が特にPRしたいことを記入しましょう。)

志願申告書を書く意義について

志願申告書が点数化されることについては先に触れましたが、そもそも志願申告書を書く意義とは何でしょうか?

志願申告書の2や3に即していうと「過去の経験から将来の目標を明確にする」ということです。

そして、これは1の志望動機を書く上で大前提となることですが、志望しているチャレンジスクールの特徴や校風について正確に把握していなければなりません。

自分が志望する理由と、これらが一致していなければ志望動機としては不十分な内容となってしまします。

学校見学や説明会には必ず行きましょう

いうまでもないことですが、チャレンジスクールへの学校見学や説明会には事情が許す限り足を運んでください。

特に志望校が絞り切れない場合は、比較検討するためにも自分が候補にしている高校は全て行ってください。

思い込みだけだと、試験当日や入学後に後悔することになるかもしれませんし、そもそも志願申告書の1が正確に記入できません。

見学することで校舎の様子だけでなく、先生や在校生の様子もよく分かりますし、自宅からの距離や交通手段の確認にもなります。

学校パンフレットは丁寧に読む

学校見学や説明会に行くと、学校パンフレットが配布されるはずです。必ずもらってください。

学校パンフレットは隅から隅まで丁寧に読んでください。これもやはり、志望理由を書く際に重要になってきます。

また面接の練習をする際に、学校パンフレットに書いてあることを知らないと大変なことになります。

試験官に「うちの学校のことをよく知らないで受けているのか」と思われかねません。注意してください。

要点をまとめて暗誦できるくらい練習しておきましょう。

志願申告書の内容は作文の際にも下地となります

チャレンジスクールでは志願申告書のほか、試験当日に作文と面接があります。

作文と面接は、志願申告書で書いた内容がベースになりますので、出願前に必ずコピーを取っておきましょう。

作文では、高校入学後の抱負を書くことが通例となっています。ここで書く内容と志願申告書の内容に食い違いがあると非常に問題があります。

作文や面接の練習の際には、コピーした志願申告書を手元に置き、自分が書いた内容を正確に思い出せるようにしましょう。

チャレンジスクールの直近の倍率

チャレンジスクールは学校ごとに倍率が異なり、ばらつきがあります。例年1.3~1.5倍となっていますが、不登校数が35万人超の現在、受験者数がさらに増えてくる可能性があります。

令和7年度のチャレンジスクール全体の平均倍率は1.46倍でした。主なチャレンジスクールの倍率は以下の通りとなっています。

立川緑高校:2.55倍

六本木高校:1.48倍

大江戸高校:1.50倍

世田谷泉高校:1.36倍

稔ヶ丘高校:1.33倍

倍率はあくまで目安であり、年度によって変動していますので、これだけを根拠に志望校を決めないようにしてください。

にしおぎ学院では、前年度の倍率はあまり気にせず、目の前の受験対策に集中していただくよう指導しています。

そして、志願申告書はすべてのペースになるため、特に時間を割くよう心掛けています。

にしおぎ学院が支援対象としている中学生

東京都フリースクール等利用者支援事業助成金

 

 

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